【岐阜県恵那市岩村城下町で365日着物】
お着楽生活アドバイザーの秋田桃子です。
着物の良さは、
年齢や時代にあまり囚われないこと
でしょうか。
色や柄、着付けの流行りは多少ありますが
むしろその人の価値観や社会情勢の移り変わりで「合う、合わない」が出てくるのかもしれません。
祖母が作ってくれた綿麻の着物。
夏祭りに出かける際、母に着付けてもらいました。
(まだ自分では着られず…)
今では、絽の襦袢を合わせて着ています。
当時と比べると、随分貫禄が付いたのは気のせいではないでしょう。
白い着物を着る時間帯、なぜ紅葉の柄なのか…
知識は後からやってきます。
大学の卒業式では一式レンタルしました。
(セレモニーは一切興味がなく記憶も曖昧)
苦しかったので、式が終わると直ぐに脱ぎましたね。
長い爪やピアスが若かりし日の価値観を投影しているなぁ、としみじみ。
当時は学生でもありましたが、フルタイムで勤めていたので、着物を日常に着るなんて思いもしませんでした。
むしろスーツをどう着こなすか、に関心がありましたね
ピンクの着物を
『え〜!』
なんて、言っておりました(笑)
振袖をお正月に着させていただきました。
若い頃は渋い色柄が好みなんですよね。
でも、祖母は『赤い色は若い頃しか着られないから!』と着せてくれて感謝です。
そんな私も今は鮮やかな色柄に挑戦したい気分
ダメ、なんてルールはない。
いろいろ試せばいいと思います。
人生の先輩から学び、
後輩からも刺激を受けて、
みんな来た道、行く道を
多世代のお仲間と楽しませていただきます