気になってる方もいらっしゃると思います。

タミヤCC-02とMST CFX。
シャーシサイズは全く同じと言っても過言ではない程に同じです。
この2台、恐らくRCユーザーが一番多いカテゴリー「ツーリング」で
例えた方が分かり易いのかな?なんて思います。
その中でも日本国内で最もポピュラーな「タミヤ」で。
と言う事で、「初めてのRC」「初めてのクローラー」って方へ
少しでも参考になればと思い、この内容の記事を書きます。
 
単刀直入に2台を比較すると・・・
CC-02→TT-01 or TT-02
CFX→TB-04 or TB-05
まさにこの様な印象。
 
①まずは「初めてのRC」の方向けです。
 
私も含めRCカツカツ人種は、とにかく良い物を勧めがち。
それには理由があって、良い物を買っておくと
結果的に一番安上がり。そして万が一のリセールにも強い。
って事があります。
しかし、初めてRCを手にしたときの事を思い返してみると???
「ステアリングの切れ角が・・・」「ギヤの精度がどうとか・・・」
兎に角素人には意味不明な言葉を浴びせられます。
正直、どの商品もキット素組み状態で、ちゃんと走ります。
RCで走らない商品なんて、間違っても日本国内メーカーでは絶対に無いです。
 
その事を踏まえると、お勧めは入手し易さと価格面で「タミヤCC-02」を
お勧めします。
ボディ作りが苦手。または自信がない方は
最近リリースされた塗装済みボディ同梱版をお勧めですね。
 
タイヤも同梱されてるタイヤで良いのです。
岩場へ出向いて上手く登らない場合は、上手く登る岩場(緩やかな岩場)を
走らせれば良いと思います。
先ずは組み立てて走らせる事が大切だと思います。
ボディも射出成型(俗に言うプラボディ)と
バキュームフォーム(俗に言うポリカーボネート)と別れますが、
最初は兎に角付属の物で大丈夫!
そして熟練RCユーザーの情報は完全無視!
私のブログもウンチクだらけですが完全無視!
趣味なので、その人が楽しければ良いのです!
 
②次にRCは既に楽しんでいて「初めてのクローラー」な方。
 
RCを趣味にしてる方は「走る」「走らない」の意味がお分かりなはず。
そんな方にはMST CFXをお勧めします。
始めに書きましたが、ツーリングシャーシで例えるとタミヤのTB系だと思います。
最近だとTB-04やTB-05がありますが、
素組みでも不満なく走ります。
樹脂や金属の材質も上質なものが使われてます。(オプション含む)
そしてRCを既に趣味にしてる方は当然「メンテナンス性」を考慮すると思います。
CC-02は、兎に角ビスが多く、一旦組み上げるとバラしたくなくなります。
それに比べCFXはAXIAL等のメーカーと同じく、ビスは少ないのに強度も問題なし。
本当によく考えられてます。
ナローアクスルにしてダンパー取り付け部をホーシング真上に設置する事により
ステアリング切角も十分!
ギヤボックス内のギヤダウン方式も実車で見かけるプラネタリーギヤ。
この辺りの構造もスケールクローラーならではなので、
メンテナンス時も楽しめるかと思います。
 
 
最後にCC-02とCFXの比較。
 
CC-02は、良くも悪くもCC-01の後継機。
いろんな部分でツッコミどころ満載。
逆を言うと、私の様に何かしら弄りたがりな方に対しても最高なシャーシかと。
そして入手し易いタミヤで、正当なスケールクローラーが
この価格で手に入るって事が最大の魅力ですね。
しかし、ホーシングに関しては、基本構造がTLTと同じなので、
「新しいのに古臭い」印象も。
 
CFXは、樹脂もカーボン混入。
プラスチックパーツ同士の合わせも完璧。
内部の金属ギヤも申し分なし。
ホーシングこそ分割構造ですが、その中でも最低限のビスの数で
組み上がる様に考えられており、メンテナンスも苦じゃありません。
付属のタイヤも普通に使えるタイヤ。
ステアリング切角も申し分なし。
樹脂製ですが、ダンパーの精度も良いし、
スプリングに関してはフルオプションです。
恐らく、社外製のアルミホイールを組み込んだら完璧と言っても良いかもしれません。
そのくらい完成度は高いです。
 
いかがでしたか?
かなり長文になってしまいましたが・・・。
 
どちらのシャーシを選んでも
購入者にとっては大切な趣味の一つであり
組み立てる事により愛着も湧くと思うので、
間違いは無いです。
選んだシャーシが正解という事です。
 
そして、それぞれが楽しいと思える事が一番です。
上を目指したり、他人と比較したりすると、
せっかくの趣味がストレスになってしまいます。
特にRC初心者の方は、私の様なRCカツカツな者の意見は聞かず、
まずは兎に角走らせて楽しむ事をオススメします!