いやもう、ほんとうにごめんなさいっ

勢いだけで書いてます。

ご都合展開だったり、端折ったり、会話だけだったり、

とてもとても申し訳ないことになってしまっているのですが

どーしても、生誕祭に間に合わせたかったんです。ごめんなさい。


そして、どうしてこんなに長くなった!?バカなの?あたし orz。



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

「ほんとにね、あの時はもう、びっくりしちゃって
 心臓止まるかと思ったんですからね。

 お部屋に戻ったら、日本にいるはずのあなたがいて、
 いきなり抱きしめられたかと思ったら、突然プロポーズされて..

 もう、無茶苦茶なんだもの..」


そう言って、俺の腕の中で ふわりと微笑む君がとても愛しくて。
やっと君を手に入れることができた喜びに俺は震えた。


「だってもう、我慢できなかったんだ。限界だったんだよ。
 君が他の男に抱かれて微笑んでるのを見るなんて」

「お芝居なのに..
 それに..私が、蓮さんから離れるわけないのに..」

「もう..君は..
 俺がどれだけ不安だったか全然わかってないんだから..
 君はますます素敵になって、マルコまで本気にさせてしまうし
 君に夢中な男たちの噂を聞くたびに
 今すぐ君のもとに飛んで抱きしめたい、掠ってきたいって..」

啄むようなキスを何度も繰り返しながら
俺は君に恨み言を並べてく。






映画の撮影も無事終わり、
関係者向けの試写会が行われたベガスのホテル。
まだ盛り上がってる最中のパーティーから俺達は抜け出した。

予約しておいたスイートルームに君を案内し
ドアを閉めるなり抱きしめた。

「やっとだ。やっと。君を手に入れることができた」

「もうっ!いいんですか?黙ってパーティー抜け出しちゃうなんて..」

「いいんだよ。マルコには言ってあるんだし」

「それに、さっきの試写で流れた あのクレジット。
 出演者として表示された私の名前、Kyokoじゃなくて
 Kyoko Hizuri になってたんですけど..」

「ああ、あれも、マルコから俺達へのプレゼントだよ。
 馬の骨よけにはならないと思うけど、って笑ってた」

「どういうことだ?って大騒ぎです」

「うん.. 大騒ぎだね」

「もうっ 蓮さんてば!」


「Kyokoがクオン・ヒズリと入籍したこともさっき公式に発表しちゃったし、
 明日の記者会見、大変なことになりそうだね。
 さっき、ネットを見たけど、
 俺の天使を奪ったクオンって、どこのどいつだ!って
 俺、散々に罵られてたよ」

「マルコまで、"クオンなら、この映画にも出てるよ?探してみれば?"
 なんてこというから..」

「そうそう、あれは笑ったな」

「もう!笑いごとじゃありませんよ。どうするんです?」

「ん?明日、一緒に公表するよ。
 俺が、その世界一幸せなクオンですって」
「また大騒ぎになっちゃいますね」

「君を手に入れられたんだ。なんてことないよ。
 それより、ほら.. あと1分を切った。
 
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 メリークリスマス!そして、お誕生日おめでとう!キョーコ!
 大好きだ。愛してる。
 俺と家族になってくれてありがとう。」


何度も君を抱きしめて夢でないことを確かめた。

「く、苦しいです..もうっ 」



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メリークリスマス!


あと30分で25日になっちゃうから、とりあえずここまでアップ!

くうううう... この回で〆るつもりだったのに。
ああ、あたしってばかすぎるわー
ああでも、「お誕生日おめでとう」までは間に合ってよかったー