キョーコさんの生誕祭、自己満足的企画..のつもりで 書き始めてたのですが


いやもう、これ間に合わないんじゃないか?

うーん.. どうにか間に合わせたいなぁ..


ってことで、 説明続いたり、会話中心だったり、途中端折ったり、

とてもとても申し訳ないことになってしまっているのですが


どーしても、間に合わせたかったんです。ごめんなさい。


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「と、いうわけで、な、最上君。

 マルコは、クーとジュリの古くからの友人なんだ。」


「クーとは、ジュリを取り合った仲でね。

 今でも、どうしてジュリが僕より彼を選んだのか理解に苦しむよ。

 キョーコ、君もそう思わないかい?」


マルコは肩をすくめて笑った。


「でな、最上君。

 マルコは、クーやジュリに会うたびに君のことを聞かされてるうちに

 君に会いたくなったんだとよ。」


「そうなんだ。彼らときたら、僕に会うたびに

"娘"がどんなにかわいいか、どんなに愛してるかを時間の限り話すものだから

これほど夢中にさせる"娘"って、どんな子なんだろう?って。

それに、君のことを話してるときの彼らといったら、

これ以上ないくらいに幸せそうなんだ。もう、会うしかないって思うだろう?」


「あああああ、申し訳ございません。

 私がこんなので、がっかりされたでしょう?」


「え?? どうして?? 君は予想以上だったよ?

 とてもキュートで、可愛くて、愛らしくて。

 君の笑顔を見たら、天使も恥ずかしくなって逃げ出しちゃうよ。

 ジュリからも君が謙遜症なのは聞いているけど、

 君はもっと自分を正当に評価すべきだね。

 もっと自信を持っていいよ」


「だとよ、最上君。

 世界一抱かれたい男。しかも魔法使いの言葉だ。

 どうだ、最上君?彼に魔法をかけられてみないか?」


「へ?? それはどういう..??」


「ああ、次のマルコの映画に蓮が出るのは知っているよな?

 その映画、最上君も出てみたくはないか?」


「それはもちろん!でも、まだ私の力では..」


「それを決めるのは君じゃなく、僕だから。

 だから、ね?キョーコ。試験だよ?

 君を僕に見せて?

 君がこっちで、クーやジュリとやってる"誰かさんに扮してごっこ遊び"、

 それで君が僕の映画に出演するにふさわしいかどうか、

 僕が判断する。

 どう?キョーコ?まさか、僕相手じゃできない?」


「いえ、ぜひ!ぜひ、お願いします」



こうして試験は始まった。