夜の音楽会~今夜はショパン

70分コンサート 

オール・ショパン・プログラム

津田裕也ピアノ・リサイタル

4/26 兵庫県立芸術文化センター

 

またまた西宮北口に行ってきました。

市内でタイガースが試合してるんだけど(笑)

 

コンサートチケットは今年早々に購入して

繁忙期の後のお楽しみにしていました。

 

高校野球の吹奏楽に始まり

無声映画のピアノ伴奏に魅せられ

とうとうクラシック音楽まで

幅が広がった音楽の趣味。

好きな楽曲のタイトルも言えるようになり

少しずつ知識も増えてきて嬉しいです。

あとは、お気に入りの演奏家(プレーヤー)が

言えるようになると「通」と言えるかもしれません。

 

最近気が付いたのは、やはり私は

ピアノの音色が好きなんだということ。

中学時代の親友がピアノを習っていて

何回か、おうちに遊びに行った時に

弾いてくれたのが曲がショパンでした。

だから耳馴染みもあるし他の作曲家よりは

多くの楽曲を聞いているはずです。

今回のリサイタルも「ショパン」が決め手でした。

 

津田裕也さんは東京芸大准教授のピアニスト。

タッチが優しいというか音色がロマンチックです。

今回は70分間休憩なしで全てショパンの作品。

7歳の頃に作曲したポロネーズから

亡くなる3年前36歳で作曲した

幻想ポロネーズまで全10曲を演奏してくれました。

 

聴いたことはあるけれどタイトルと曲が

結びつかなかったモヤモヤが解消しました。

ショパンは病弱で39歳という短命でしたが

22~27歳くらいの時期に

有名な曲を多数、世に送りだしています。

今回は作曲された年順に演奏されていましたので

初期の清らかでピュアな旋律から

円熟期の自信にあふれた調べ

人生終盤の落ち着いた大人のような落ち着き。

70分ではありましたがショパンの生涯を

音楽でなぞったような気分になりました。

 

今回の70分コンサートというのは

初めての試みだったようです。

トータル10曲ですが短い曲は3分ほど

1番長い曲でも11分程度

聴いている方は飽きずに

有名な曲をダイジェストで

聴いているお得感があるけど

演奏者は大変だったでしょうね。

しかも、お値段は映画1本分。

18時半からスタートだったので

大阪や神戸からの仕事帰りの人にも

参加しやすい時間とお値段設定。

クラシック初心者には有難かったですね。

 

美しいピアノの旋律に心洗われたような

清々しい気分で帰宅しましたおねがい

 

なのに、阪神タイガースは大変なことに…ガーン

全てが上手くいくわけないですね(笑)