【箱根駅伝】スーパールーキー現る | 野球と映画、ときどき…

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今年もいろいろドラマがありました。

箱根駅伝予選会2023

 

留学生が先頭集団を作るのは分かってるけど

その中で日本人№1ランナーは誰だ?と

興味深く観ておりました。

下馬評通り中央学院大学の吉田選手が

中盤までトップを走っていましたが

後半スーッと出てきたのが

東京農業大学1年生前田和摩(かずま)選手

 

兵庫県西宮市出身、中学時代はサッカー

報徳学園高校から本格的に陸上を始めたそうです。

ハーフという距離のスピードは未知数でしたが

予想を超えるクレバーなレース運び。

1年生ながら圧巻の走りでした。

高校3年次5000メートル日本人トップの4位

今回、順天堂大学・三浦龍司選手が

1年時に残したU-20日本記録(1時間1分41秒)に

あと1秒と迫る記録を、たたきだしました。

これは恐るべきスーパールーキーが現れました。

箱根では、どの区間を走るのでしょうね。

そういう楽しみも生まれました。

 

その前田選手の記録もあって

東京農業大学は10年ぶりの

本戦出場をつかみました。

スタート地点で応援団の

名物「大根踊り」が観られるかもしれません。

 

関西からも挑戦した大学はありましたが

京産大が27位、立命館大が34位と

関東勢を脅かせず。

まぁ、仕方ないですね。

チャンスが巡ってきたとはいえ

関東勢の本戦に対するモチベーション維持や

調整の仕方や準備も十分できなかったと思います。

全国レベルでハーフを走れる戦力が増えないと

箱根駅伝の全国化は難しいと私は思います。

 

立教大学は直前の監督解任で

変な注目を浴びましたが選手たちは立派でした。

選手たちに非はないですから

フラットな気持ちで応援したいと思います。

 

予選突破した日大も

突破できなかった東京国際も

頼みは外国人留学生でした。

総合1位でゴールテープを切った

キップケメイ選手(日大)と

参加メンンバー中

最速の記録を持ちながら

レース中に転倒し全体12位になった

エティーリ選手(東京国際大)。

チームの明暗は分かれましたが

結果は彼らだけの責任ではありません。

 

予選1位通過の大東文化大学。

ピーター・ワンジル選手(3年)が

レース途中に棄権しても

チーム力で乗り越えてトップ通過です。

当然ですけど外国人留学生頼みでない

チームとしての戦いが「駅伝」の魅力です。

 

今回予選会を突破したのは

常連、古豪、数年ぶりの復活など

学校名を見れば、納得の結果でした。

 

箱根駅伝まで、あと3か月弱。

その前に全日本駅伝が11/5(日)があります。

ここで王者、駒大を止めるチームが出てくるのか。

あと1か月後が待ち遠しい!