往路の2区・4区の激闘から

駒澤1年生の山登り山下りまで

見どころ満載というか

今年の箱根駅伝も

いいレースでしたね。

箱根駅伝はスポーツ報知

野球もないですしね。

たっぷり駅伝に紙面を

割いてくれています。

 

デイリースポーツは開幕戦の朝

女流作家№1の虎ファン・小川洋子さんが

毎年「阪神物語」というコラムを掲載します。

スポーツ報知も箱根駅伝終了翌日の1月4日に

元箱根ランナーで漫画家・高橋しんさんの

イラストが寄稿されます。

高橋しんさんは山梨学院大学1年時に10区出場。

漫画家としてはビックコミックスピリッツで

「いいひと」を連載していました。

草なぎ剛さん主演でドラマ化もされました。

 

そんな高橋さんが昨年描いたのは

1区区間賞だった吉居大和選手と

2区区間賞を獲った田澤廉選手の並走する姿

2人には来年もあるから楽しみと

仰っていたことが、今年まさか実現するとは。

今年のイラストは花の2区

先頭に出る中央(吉居)に

追いすがる駒澤(田澤)と迫る青学(近藤)

駅伝ファンが一番興奮した場面を

パステル調の美しいイラストに

してくださいました。

これ、額に入れて飾っときたいくらい。

今日の新聞捨てられないわ。

 

日テレのダイジェストやらSNSで

駒澤の大八木監督の勇退や

駒澤の主力選手欠場の理由

青学がベストメンバーを

組めなかった理由は

皆さん既にご存じでしょう。

 

ですのでここではスポーツ報知でしか

拾っていないような話題をいくつか紹介します。

 

★4位 國學院大学

期待の中西大翔主将が怪我で欠場

しかし、昨年3位、今年4位と力つけています。

前田監督は駒澤・大八木監督の教え子

この春「ケツメイシ」の大蔵を父に持つ

吉田蔵之介(埼玉栄)も入学

話題性も抜群で来年も上位を狙います。

 

★5位 順天堂大学

アンカー西沢主将が意地の区間賞。

順位も8位から5位に押し上げました。

来年はオリンピアンの三浦龍司も残り

5000メートル高校新記録をマークした

吉岡大翔(長野・佐久長聖)も入学。

強化は着々と進んでいます。

 

★6位 早稲田大学

昨年6月にOBの花田勝彦さんが

駅伝監督に就任。

本気で古豪、名門復活をかけてますね。

駅伝の優勝経験者であり世界も知る花田監督。

今後も確実にレベルアップしてくはずです。

 

★8位 創価大学

7区にエース葛西選手投入。

気迫の走りで区間賞獲得。

チームをシード権獲得に導きました。

葛西選手も大会3週間前に左すね疲労骨折

よくそんな状態で出場したわびっくり

これがエースの根性ですね。

 

★10位 東洋大学

危なかったね~

18年連続シードもここまでかと

私も一時諦めた。

復路の8区木本選手が区間賞。その流れで

11位だった順位を9区で2つ押し上げました。

チーム内で12月にコロナ・インフルエンザ感染

疲労骨折などアクシデント続出だったようです。

2年連続2区を走ったエース丸山和希選手の

欠場は痛かったですね。

代わりに2区を走った石田洸介選手も

区間19位と不調だったのに

終わってみればギリ、シード権獲得。

ここは経験と選手の意地ですかね。

来年は選手のコンディションが整って

上位争いに食い込んで欲しいです。

 

65歳で駒澤大八木監督勇退。

後任はOBで現ヘッドコーチの

藤田敦史さん、46歳。

國學院監督は駒澤OBの前田監督44歳。

中央の藤原監督は1981年生まれ41歳

今年22年ぶりの出場で話題をさらった

立教大学・上野裕一郎監督は

1985年生まれの37歳

指導者の年齢も段々

息子の年齢に近づいている(笑)

 

サッカーW杯がそうだったように

陸上界も世界と戦える人材育成に向けて

指導者の世代交代が進むかもしれませんね。