箱根駅伝 往路を振り返る | 野球と映画、ときどき…

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箱根駅伝の正式名称は

東京箱根間往復大学駅伝競走

今回で第97回を迎えました。

震災などの困難があっても

脈々と受け継がれた伝統の襷。

歴史の重みを感じますね。

 

青学の失速という波乱はありましたが

まさかのダークホース創価大の初優勝。

 

テレビ解説の相沢さん(東洋大OB)が

スポーツ報知で観戦記を書いていました。

エースがいない、ミスもない創価大

なんか、しっくりくるフレーズです。

一見失礼な言い方ですが誉め言葉です。

1万メートルの平均タイムは

出場21チーム中13位。

区間賞なしでの往路優勝です。

しかし、2区を走ったムロア(6位)は

全員が区間2位か3位で走っています。

これって凄くないですか?

駅伝は一区間の距離が長いので

一つのミスが命取り。

挽回するのは容易ではありません。

前評判は決して良くなかったけれど

メンバーの実力があったという事ですね。

 

往路優勝の原動力は

4区嶋津選手です。

昨年10区を走りチーム初の

シード権獲得に貢献した嶋津選手。

生まれつき「網膜色素変性症」という

病気のハンデを持っています。

運命を受け入れ、この先失明しても

悔いのないよう懸命に走るという

覚悟を持って陸上に

向き合っているそうです。

同じ病気を患ってぃる人に

勇気と希望を与える走りでした。

理由は不明ですが嶋津選手は

昨年春から夏にかけて

大学を休学ていたそうです。

ただ、復学した際には

チームや陸上への心境の変化もあり

自らの成長を実感したようです。

 

創価大の榎木監督も驚いた初優勝。

しかし、スポーツ報知では

榎木監督の選手時代の

輝かしいの実績と

素顔を紹介しています。

中央大学で4年連続区間賞。

そりゃ、箱根を知り尽くしているはずです。

旭化成では別大マラソン優勝

現役引退後は社会人チームで

コーチを歴任。

46歳という若さですが

実績も指導歴も申し分ない。

これから創価大には

指導者を慕って入部する

選手が増えるかもしれません。

 

令和3年、今後注目のチームが

またひとつ増えました。