セリーグ3強の争いは捕手の争い | 野球と映画、ときどき…

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週間ベースボール5/8号

【特集】勝利に欠かせぬ司令塔 捕手大解剖

 

WBCの正捕手でしたから表紙はGの小林選手です。

 

我らが梅梅ちゃんは「若き6人の挑戦」としてトップページに出てきます。

 

矢野作兼バッテリーコーチも次のように梅ちゃんを評しています。

 

キャッチングにワンバウンドのブロック、リード

 

いろんな面で能力が上がってきていると思うよ。

 

いいタイミングでマウンドに向かうこともできるしね。

 

お世辞じゃないよね。嬉しいなぁ照れ

 

週間ベースボールのデータ集計時(17試合)で

 

失策1、守備率’994、盗塁阻止率’375

 

盗塁阻止率'350を超えたとは凄いんじゃないの!

 

配球に課題があるのは、どこでも言われていること。

 

これは経験を積まないといけないのかな?

 

考えて、試して、失敗して、学ぶの繰り返しだろうし。

 

元ロッテ捕手の里崎さんが書いていました。

 

リードは打者との駆け引きであり結果論。

 

データの数字だけでなく感性も大事で

 

リードに正解はないと。

 

私たちがよく知る谷繁さんも引退し

 

いつしか楽天の嶋選手や西武の炭谷選手まで

 

ベテランと呼ばれるようになりました。

 

そりゃそうだ、長男がマー君、ハンカチ王子世代だもんね。

 

私の大好きなDeNA高城選手は第2捕手ということで

 

クローズアップされてます。(甲子園球児の頃から好きだった)

 

それぞれの記事を読むと12球団とも

 

正捕手の過渡期って感じがします。

 

前にも書いたけど正捕手やセンタ-ラインが

 

固定されているチームはリーグ上位にいるんですよね。

 

 

阪神元監督・岡田彰布さんの連載「そらそうよ」

 

監督目線の話がいつも興味深くて楽しみに読んでいます。

 

岡田さんが監督時代の矢野捕手(現バッテリーコーチ)を引き合いに

 

捕手論を語っています。

 

2005年当時岡田さんは矢野捕手に全幅の信頼を置いていたそうです。

 

監督が捕手に求めるものは「安心感」だともはっきり語っています。

 

データに裏打ちされたリード、その場その場での研ぎ澄まされた感性も必要。

 

怖いわ。里崎さんの言ってることと全く一緒。

 

それらの捕手に求められる必要不可欠な要素の前提が「信頼

 

ベンチが寄せる信頼、投手と築く信頼関係。

 

なるほど。

 

そこでGの小林捕手の成長ぶりが語られるわけですが

 

私がいいなと思ったのは岡田さんの小林評

 

目立つことなく黒子に徹しようとする気概を感じる

 

という部分

 

確かにWBCの経験が小林捕手を成長させたと思うけど

 

その勢いのままではなく地道に経験を積んでいるのがわかりますね。

 

同時にどうしても同年代で比較される阪神の梅ちゃん。

 

キャリア不足ながら信頼感や安心感を生み出そうとしているし

 

何より教えているのがコーチの矢野。

 

これは大きいと思うし試合の経験を積むごとに成長していくに違いない。

 

あぁ、嬉しい。涙が出る笑い泣き

 

岡田さんから梅ちゃんにエールを送ってもらえるなんて。

 

天国の母ちゃんも、おきらくも応援してるぞ頑張れ。

 

 

さて、捕手大解剖という副題だけあって

 

カープ石原捕手、ロッテ田村捕手、日ハム大野捕手や

 

ヤクルトの中村捕手から炭谷捕手や嶋捕手の特集ページもあります。

 

タイガースファンにはメッセンジャーコラムもありますから

 

もし気になるなと思ったら週間ベースボール最新号をご覧ください。