ちょっといい話 | 野球と映画、ときどき…

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好奇心のおもむくまま「おきらく」に

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現在タイガースはベイスターズにリードを許していますので、気分転換に(笑)


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4月23日のナゴヤドームドラゴンズの3戦目。


阪神が鳥谷選手の決勝3ランバットで勝利した日のちょっといい話です。


この試合の勝利投手となった藤川球児投手が


ウィニングボール野球を桧山選手に渡したそうです。


敗戦濃厚の8回に同点ホームランキラキラを放った桧山選手の活躍は


12回に決勝3ランを放った鳥谷選手の余韻で忘れかけていました。


しかし、あの桧山選手のホームランがなければ試合は負けていたんですから。


球児が桧山選手にウイニングボール野球を渡したのは


たった一打席でチームの4連敗を阻止し


その後の鳥谷選手のホームランを呼び込んだ桧山選手への感謝とねぎらいと


2年ぶりのホームランへの祝福をこめてのことと思われます。




しかし、この話には続きがあります。




桧山選手はそのウイニングボール野球を受け取ることなく再び球児に返したそうです。


記者がその真意を桧山選手に確かめたそうです。


「気持ちは嬉しかったけど、やっぱり俺じゃないだろう。


 あれは点が入らない中でピッチャーが踏ん張ってくれたこそのゲーム。


 安藤もアッチもジェフも球児も頑張ってくれた。


 鳥谷もよく打った。だから少なくとも俺じゃないわ。」


謙虚でひたむきな桧山選手らしいコメントです。




代打通算13本塁打は


元祖代打の神様・八木現2軍打撃コーチと並ぶ球団タイ記録となりました。


その話を桧山選手にぶつけると


「記録?気にしていない。


安藤が頑張っている間に何とかしたかったんで・・・」


やはり謙虚な桧山選手。


あなたは「神」である前に阪神タイガースの


誇れる素晴らしい野球選手に間違いありません。


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タイガースガンバレ!