代官山フレンチで、クリスマスのお食事会
…でした。夕べ。

メンバーは、元夫とその親族…つまり、姉。すぐ下の弟とその妻&娘。
もう一人の弟とその娘。そしてわたし。

夏に、元夫の母親の80歳のお祝いに、うちの子供たちと一緒にわたしも誘われたのですが、
その時はちょうどこちらも予定があり、しかも1週間前に言われたので、お断りした次第。
で、今回は早くも秋に予定を言ってきたので、
なんで、わたしを誘うかな~?と思いつつ、ま、いいか、と行ってきました。

元々、離婚はしたけど、子供にとっては「父親」なので、「私の子供の家族」ということは「私の家族」でもある…と思って、それなりに子供のことでは協力しあうし、普段から2人で映画を見たり、食事に行ったりということもしてます。

仕事では、離婚協議書作成や離婚公正証書作成支援もしてますが、
自分自身は、財産分与も養育費も、なし。
どんな状況になっても子供にとっては父親と母親なので、争うことは避けたいと思ってきました。

だから、まあ、元夫の親族との食事会でも、それなりに和やかに、多少懐かしく過ごしました。
うん、本音はフレンチより、和食がいいな~と思っても(笑)

仕事で、公正証書作成支援のご依頼には、
最初にご事情を詳しく聞いて、ケースに応じて、案を作成します。
慰謝料があるケース、ないケース、養育費、財産分与…中には、婚姻期間中に片方がもう片方に借金をしたケース(相手方の親御さんに借りるケースもありますね)、などなど。
場合によっては保証人をつけることも勧めて、執行できるような文言で作りますが、実際には、黙って仕事を辞めて、住民票はそのままでどこかに引っ越してしまったり、預貯金を全て解約してしまうと、執行したくでも差し押さえるものがない・・・ゆえに、どうしようもない、ということになります。
子供を引き取らなかった方が再婚して新しい家族ができると、よほど稼いでいる人以外は、どうしても払っていくのが難しくなりますね。
なので、いつも付け加えるのは、コレ(公正証書)はコレとして作りつつ、かといって公正証書は万能ではないので、できるだけ、良好な関係をキープできている方が、いいですよ、というお話をします。
もちろん、それまでのいきさつから、顔も見たくない、という場合も少なくありませんし、DVのケースもありますから、全てに当てはまるわけではなく、あくまでも人によりますが・・・もし、演技できるなら演技して情に訴えておく方が、執行しなくても払ってくれる可能性がありますから。


以前、離婚公正証書専門の行政書士(男性)のHPで、読んだこと。
正確な文言は忘れましたが、

いわく、
離婚経験者の行政書士に、離婚公正証書について相談すると、
・自分の経験からの考えに固執する、
・相談者に感情移入し過ぎる、
ゆえに、
冷静な判断、客観的なアドバイスができない。

この意見自体が、「自分の経験からの考えに固執」して偏見を持ってるな~と思いますが。