どうも「の」です。
今回ご紹介するのは『高野山真言宗 総本山金剛峯寺』です。
総本山金剛峯寺という場合、金剛峯寺だけではなく高野山全体を指しています。
お寺といえば一つの建造物があって、その敷地内を境内といいますが、高野山は「一山(いっさん)境内地」と言って、高野山の至る所がお寺の境内地であり、高野山全体がお寺という捉え方をされているそうです。
橋を渡った先に『正門』が見えます。
境内の方から見ると
門の周りの塀は『かご塀』と呼ばれています。
『経蔵(きょうぞう)』です。
重要なものを収蔵するところなので、火災を懸念して主殿から離れた場所に建っています。
こちらが金剛峯寺の『主殿』です。
『大玄関』です。
囲いがされている入り口が金剛峯寺の表玄関にあたります。正門と同じく天皇・皇族や高野山重職だけが出入りしたんだって。
立体的な龍の彫刻が素晴らしい。
今にも空に飛び出しそう
玄関の両端の柱の角には動物の彫刻。
象と獅子かな?
こっちは口を開けてるから”阿”かな?
よーく見ると口を閉じてるように見えるから”吽”でしょうかね。
『鐘楼』です。
1864年に再建されたんだって
屋根に小さく乗っかっているのが分かりますか?
『天水桶(てんすいおけ)』と呼ばれる物です。
ちなみにはしごも写ってますけど、外し忘れではなく一大事の時にいち早く上に上れるように常設しているんだとか。
ちなみにはしごも写ってますけど、外し忘れではなく一大事の時にいち早く上に上れるように常設しているんだとか。
火災が発生したとき、火の粉が飛んで屋根に燃え移らない様に桶の水をまいて屋根を湿らせるために設置されていた物ですが、今は空っぽなんだって。
スプリンクラーとかがあるんでしょうね。