昔から、幽霊・占い・スピリチュアル系・ユタ(沖縄の霊媒師的な人)は全く信じていません。
自宅に仏壇があり感謝して線香あげたり仏事はしています。祖先崇拝はしますが幽霊には興味ないし、いるとは思っていません。
しかし「霊はいるのでは?」と思うような事がありました。怖い話ではないのですが不思議な話です。
30年近く関東に住んでいる姉がいます。
年に数回連絡を取り合ったりしています。
今年の初め、1月頃の話です。
その姉から久しぶりに連絡が来ました。
驚いている様子です。話を聞きました。
姉が仕事帰りに歩いていると「沖縄の方ですよね?」と女性の方に話しかけられたそうです。
詳しく話を聞くと、その方はユタ(沖縄の霊媒師)らしく「沖縄にいる弟(自分)に、2月1日にウマヌファ御嶽に拝み行かせなさい。物事が良い方向にすすむから」と言われたそうです。
ウマヌファ御嶽(午之方御嶽)は糸満市の大度海岸の断崖絶壁にあります。清明の丘公園というとても広い墓地霊園の敷地内です。
ネットで検索していたらどなたかがアップしたウマヌファ御嶽のYouTubeを見つけました。一度見ていただけるとこの後の状況が分かりやすいです。
姉から「2月1日にウマヌファ御嶽に行ってね」と言われました。2022年の2月1日は旧正月です。
言われた私は「了解!行ってくる!」と言いましたが、”面倒くさい”と思っていました。
飲食店をやめて新しい事業を始めたばかりで忙しく、正直行くかどうか迷いましたが、前日になって「写真撮ってLINEで送ってね」と言われたので行くことにしました。
この日は天気がとても良い日でした。妻と、コロナの影響で学校が休みになった当時小学2年生の次女と3人で車に乗り、1時間ほどかけて糸満市に行きました。
いつもはスマホの取り合いで兄弟ケンカをしている次女も楽しそうです。3人でウマヌファ御嶽で拝みをして、そのあとはランチを食べに行くことにしました。
清明の丘公園の敷地内に入りました。とても広いので車で園内を移動できます。天気が良く旧正月なので車が何台か停まり、家族連れもいて良い雰囲気です。
そのまま奥の方の海岸沿いにあるウマヌファ御嶽に行きました。
奥の方はあまり人が少なく、ちょっと寂しい感じです。
ウマヌファ御嶽の入り口のすぐ近くにある駐車場に車を停め車を降りようとしました。すると、直接まで普通にスマホでゲームをしていた次女の様子が変で、顔が暗くなり涙を流していました。
私も妻もびっくりしました。霊などは信じていませんでしたが、この時から「見えない何かあるのかも」と思っています。
3人でウマヌファ御嶽で拝む予定でしたが、崖っぷちにある御嶽なので、安全のために妻と次女を車に置いて私だけで行くことにしました。
先ほどのウマヌファ御嶽のYouTubeの動画を見るとわかりますが、駐車場からウマヌファ御嶽に行くまで背丈以上に伸びた草の間を抜けて行きます。
私が行った時は、その動画以上に草は伸び、私一人が通れるほどで道は狭かったです。
草で海は見えませんが、波の音が下の方から聞こえるので崖のすぐそばを歩いている事が分かります。
しばらくその草の道を歩いていると視界が開けてきました。
するとそこに女の人が2人立っていました。誰もいないと思っていたので、本当にびっくりしました。草むらから私が出てきたので相手も驚いていました。
阿佐ヶ谷姉妹みたいな感じの人です。ここに来た事情を説明しました。女性2人の話を聞くと、観光で沖縄に来ていてあちこちの御嶽を訪ねているとの事でした。
私はあとから来たのですが「お先にどうぞ」と言われ持っていた線香に火をつけ手を合わせました。
画像でもわかりますが、この御嶽は断崖絶壁のすぐそばにありかなり狭いスペースです。
崖っぷちに私が立ち目を閉じて手を合わせていたのですが、その背後に人がいるのでとても恐怖を感じました。
ちょうどそのタイミングで私のスマホが鳴りました。妻からです。次女が「やっぱり行きたい」と言っているとの事です。
車に戻り、妻と次女を連れてもう一度ウマヌファ御嶽に戻りました。
先ほどの女性2人もいて「妻と子供ですよ」と紹介して、改めて海に向かって家族の健康やこれからの事を想いながら手を合わせました。
3人で自撮りなどしているうちに、女性2人はいなくなっていました。
車に戻りました。次女も元気になっていました。ランチを食べに行くため霊園を車で走らせていると、先ほどの女性2人が歩いていました。天気が良いので空も気色も色鮮やかでしたが、なぜかその2人だけ色彩がなく白黒になっていました。このような体験は初めてで、それ以来ありません。
新しい仕事も順調ですし、新しい家族も増えるので良い兆候だったと思っていますが不思議な体験でした。
沖縄の5人の子どもを育てるYouTubeチャンネルをしています