湧きグレ。 | 沖ノ島磯釣り 金子渡船『こうよう丸』 

湧きグレ。

湧きグレ

磯釣りされている方なら誰もが耳にしたことがある言葉だと思います。


磯から少し離れた所で、
水面をバチャバチャと音を立てて乱舞している。


そこに道具をうまくやっても口を使ってくれない。
口を使ってくれたとしても極稀。
目の前に乱舞して魚が見えているのに釣れない悔しさ。



湧きグレって年中見えているイメージがありますが、
沖の島では春先が多いようですね。


産卵のためにバシャバシャやっていると言う説もあれば、
エサを食っているというような説もあります。

まぁ相手は魚、ハッキリとした真相はわかりません。


ただ間違いなく言えることはその湧いている瞬間、
グレは一種の狂乱状態にあります。
(ただし餌を食べているわけではありません)


その行動って、
グレの他にカツオやサメにも見られます。




先日、ダイビングの休憩中に湧きグレを発見しました。

ベタ凪の海況だったので、
バチャバチャと音も聞こえ水面が渦を巻いているようでした。


こんなチャンスは滅多にないと思い
水中から観察&撮影してみました。
(もちろん磯釣りのお客様がいない磯です)


その時に水中で見た湧きグレのレポートをさせてもらいます。


水中にエントリーしてビックリ、
物凄い数のグレです。
軽く1000匹は超えていたでしょう。

ただし見えているのは水面から約8mの層
一面グレだらけです。

その層にはグレのみ。
他の魚は一切いません。


ある意味気味の悪い光景が目の前に広がっていました。


しばらく見ていると、
水面で湧いていたグレは順番に下へ潜行し岩で腹を擦っていました。
そしてまた水面へ上がり湧く。

ひたすらこれの繰り返しです。



サイズは40cm前後。
もちろん写真には写りきりません。
下の方に見えているものは岩へ潜行している個体たちです。
沖ノ島磯釣り 金子渡船『こうよう丸』 




サンノジやイサギが混ざってるなんて事はなく、
100%口太グレです。
沖ノ島磯釣り 金子渡船『こうよう丸』 





その日磯に上がっていたお客様とお話する機会があり、
話を聞いてみました。


同日、三ノ瀬一つバエビゼンバエ周辺も湧きグレだらけだったようです。

道具には一切食いつかない。
皆さん口を揃えておっしゃっていました。



それもそのはず。

私がこの目で見たあの湧きグレたちも
口を使って餌を食べているなんて様子は一切感じられませんでした。



なんのための行動なのか。
あれを釣ることはできるのか。

私なりにこれからも詳しく調べてみます。





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