長女が生まれた日、わたしは妻に嫌われた。

その日、出産を理由に休日をとったにもかかわらず、出産には立ち会わず、ゆっくり昼頃まで寝たわたしは、はたまた、ゆっくりと病院へ。

ゆっくり行った病院を急いで出て、急いた気持ちでパチンコへ。

そんな遠い記憶の日々が、生活環境を望まぬ方へ、大幅に変え得る一端につながっていたと、今更ながら気づいても・・・

 

その日生まれた長女が、次女を出産。

面談は1日1人、かつ面談時間も制限される中、初日の面談を元奥様に勧められ、おどおど緊張しつつ、産婦人科医院へ。もちろん急いで。

数時間前まで母体にいた生命が、静かな呼吸で、小さな体を、僅かに動かす。

感動で潤む目を気づかれぬよう窓際へ、娘に「凄いよ、おまえ」も声に出ず。

いやはや、我ながらここまで感動するとは、の

ふたり

です。

面談後、ラインで元奥様に、私の感情等を報告

返ってきたのは4文字のみ

「なにそれ」

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