職場にアトピー肌っぽい子どもがいて

『ここかゆいの』と

左肘の内側を見せに来てくれたので

 

『ご家庭で何も対策されてなかった』

という仮定の元に

『痒みは嫌だ』と全力で思っているので勝手に対策を考えてみました。

※わたしは時間外保育士として勤務しているので

 ご家庭に何かを申し上げたりはしていません。

 

 

 

年少さんのAちゃん 女の子です。

 

どんな症状?

梅雨の季節のお肌の痒み(目に入った部分のみです)

 

・左腕の肘の関節の内側がカサカサして痒みありのカサカサ荒れた状態

(赤くはない)

 

・お腹に掻き後の湿疹あり

(赤い掻き痕。傷になってる)

 

・Aちゃんとの会話から、寝るときにも痒みがあり

『掻き掻きしてしまう』とのこと

 

・登園はジャージを着用

 

・インナーのシャツが化繊多めの手触りだった

 

上矢印考えられること

 

湿度の高い梅雨の季節に痒みのある湿疹が出ているのでアトピー体質の疑いがありそう。

(5月後半から接していて、目で見てわかるほどの湿疹は梅雨の季節になって出てきた)

 

 

すぐにできる対策

 

 

・着るものの素材は汗を吸い取ってくれるコットン素材をメインにする。

化学繊維は肌との摩擦で肌荒れになりやすく、

汗を吸い取ってくれないので

自分の汗が刺激になり痒みにつながる。

 

(園指定のジャージ登園が基準になっていても、体質などで合わない場合は担任の先生に相談すると柔軟に対応してくれる場合が多いと思います。)

 

(子どもの気持ちで「みんなと同じがいい!」のであれば肌着をコットン100%にして刺激を少なくします)

 

静電気も起こりやすいため

静電気の刺激で肌荒れにつながりやすくなる。

 

 

・洗濯洗剤は肌に影響の出ない洗濯石けんに変更する

・洗濯時のすすぎを、2回にする

合成洗剤の界面活性剤は必要な皮脂まで取ってしまうくらい脂を落とす力が強いので荒れた肌に刺激となってしまう。

衣類に残った洗剤が刺激となり痒みになる可能性がある。

 

 

・葉物野菜たっぷりの食事を心がける

炭水化物(根菜・芋類)4〜5

野菜(葉もの緑のもの・海藻・キノコ)4

タンパク質(肉・魚・豆腐)1〜2

 

子どものアトピーの原因は消化器官が未発達なことが主な理由です。

消化に負担をかけないことはお肌を治すエネルギーを回すことにつながり、肌が整いやすくなります。

食べ物を整えることはすぐに効果が出やすいです。

消化に負担がかかっていると痒みになりやすいです。

 

 

・保湿など肌のケア

カサついている箇所の保湿。

汗をかいたときに汗をこまめに拭き取るまたは洗って汗をとる。

子どもの痒そうにしている姿は大人の姿よりも『かゆいの嫌だよねぇ』と共感が近くなってしまいます。きっとご自分のお子さまが辛いと伝えてきたら親の立場であれば「なんとかしてあげたい!」って思うだろうな泣くうさぎ

なんて思いながら書いてみました。