【ソウハク】二度の常位胎盤早期剥離に向き合うこと⑤ | 新米ママの湘南ライフ&開業日記@茅ヶ崎駅南口子育てママ体ケアルームおきなわ屋ぁ

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沖縄から知らない土地、茅ヶ崎へ引っ越し妊娠→出産→開業。産後の”孤”育ての経験からママの居場所サロンを作る。かつての私と同じようにちょっと孤独なママに届きますように。
ママほぐ・ママほぐー産後カフェー代表

はいさ〜いハイビスカス

 

お母さんのほっとする場所。

子育てママの体ケアルームおきなわ屋ぁ

高村えり子です照れ

 

 

 

チューリップ黄チューリップ赤チューリップ紫チューリップピンクチューリップオレンジ





 

《ソウハク》この言葉を知っていますか。


初夏のこの季節、

ふたりのこどもの誕生日です。


わたしの出産はふたりとも、

常位胎盤早期剥離 でした。


二度の常位胎盤早期剥離。

私のお産を振り返ります。


一人目の『ソウハク』運命の分かれ道があるなら


数日前から、

ずーんという痛みが、夜中だったり明け方にありました。

痛みに間隔はなく、継続したのが続く感じ。



この日は、

旦那さんが飲み会で不在で、

わたしは夜ご飯にハヤシライスをたーくさん作って

明日も食べる気満々…。



19時30分くらいに夕食をとりました。



20時頃から、

ずーんとしたお腹の痛み。


寝てたらよくなるかと思ってソファで横になってみたり。



お腹も下し気味で、何度かトイレにいったり、

寝ててもお腹が張って苦しくて、

立って耐えてみたり。



だけど一向によくならず。



産院からもらっていた

〖こんなときはすぐ連絡下さいリスト〗に…

お腹の痛みに間隔がなく、続いてる場合



と書いてあるのを発見。

今思うと…ここで見てなかったら…。



まずは、旦那さんに電話。

お腹が痛いことを伝え、帰ってくるように要請。


30分ほどで帰ってくるとのこと。



そのあと、産院に電話。

間隔のない痛みが継続して続いていることを伝える。

このとき20時45分ころ。



電話では

・張りはあるか⇒カッチカチ

・胎動は感じるか⇒感じない


聞かれました。



すると、すぐ産院に向かうように指示が。



旦那さんが30分ほどで帰ってくるので、それを待って一緒にきてもいいか聞きましたが、今すぐ来るように言われました。



この30分を、もし待っていたら…。



すぐにタクシーを呼び産院へ向かいました。




タクシーは、陣痛タクシーでなく普通のタクシー会社ですが、

きのうまで親が遊びにきており何度か利用してたので

電話しただけで、

名前を言われマンションの前まですぐ迎えにきてくれました。



あまりにお腹が痛そうな私をみて、

運転手さんが声をかけてくれましたが答えるのがやっと。



産院へはタクシーで2分くらい。

あっという間に到着。



このとき21時5分。


※リアルな表現があるので、

気分を悪くされそうな方は読まれないで下さい



産院につくと、

すぐ分娩室に通され赤ちゃんの心拍を測定する機械をつけました。



分娩台に乗るのもやっと。


ドクンドクン…!

ちゃんと力強い心拍が聞こえて一安心。



お腹は痛いまま、張ったまま、

分娩台に仰向けで乗ってるのが非常につらい…。




下痢のような痛みのため、

トイレに行きたくなり助産師さんに支えてもらいながらトイレへ。



トイレについた瞬間…

一気に出血しました。



破水したの…?と思いましたが、

足下は血の海。



トイレに入ることなく、

そのまま分娩台にリターン。

出血は続いたまま。



そこに手術着の先生登場。


助産師さんに


「カイザーだね。」


と言ってる声が聞こえました。


この時、お腹が痛くてしんどくて、

カイザー(帝王切開)と聞いたとき、

正直助かった思いました。


もはやなんでもいいから、

麻酔を打ってほしい状態でした。


麻酔を打つために分娩台の上で海老のような姿勢に。

背中を先生に向けてくるっと丸まります。

麻酔は左足からじわ〜っとあったかく効いてきます。



あったいう間に、下半身に感覚がなくなり、お腹の痛みもなくなりました。


そして麻酔のあったかい感覚が心地よくて、

やっと心の余裕が出来ました。



助産師さんに早く旦那さんに産院にきてもらうよう電話をするように言われ、電話しました。


このとき21時15分くらい。



脱げるものは助産師さんに脱がしてもらい、

脱げない服は、

ハサミで切ってもらいました。



あっという間に裸になり、

お腹に赤い消毒液を塗られ

緊急帝王切開スタート。



旦那さんは21時30分くらいに到着。



この時のことを旦那さんに聞いたら、

本気でびびった…と言っていました。


助産師さんにも、とにかく早く分娩台に入ってってと言われたようで、スーツのまま、飲み会の席にいたからたばこ臭も。



そこからはほんとにあっという間、

21時50分に赤ちゃんがお腹からひっぱり出されました。



カンガルーケアもなく、

すぐに別室に連れていかれる青紫色の赤ちゃん。



わたしの方は血圧が40台まで下降。


別室からはバンバンバンっと、

赤ちゃんの背中を叩く音。

不安なまま10分ほど経過したころ、

おギャーーー!!



やっと元気な声が聞こえました。



赤ちゃんはだいじょうぶ。

わたしは出血が止まらず、トータル3000cc以上出血していました。

※母子手帳の記録は3300ccでした。



ですが、ずっと意識はあり話す余裕もありました。

何度も言いますが…お腹が痛かったときのほうがツラかった。



輸血の必要があり、わたしだけ別の病院へ緊急搬送されることに。



搬送されるわたしの横に、キレイになった赤ちゃんが。

先生が外まで赤ちゃんを抱っこして見送って下さいました。



救急車には、

先生(産院には先生が二人いらっしゃいます)が同行。



わたしは救急車で5分ほど先の市立病院のICUに搬送されました。



※リアルな表現があるので、

気分を悪くされそうな方は読まれないで下さい



ICUにつくと、身体中いろんなモニターがつけられ点滴も両腕に何本も入りました。

お医者さんやナースの方々6人ほどに囲まれバタバタと処置が始まりました。



『旦那さんから輸血の同意書もらっきて!』

と、言ってるのが聞こえました。




1時間ほどで処置が終了して、

主人がICUの中に通されました。


深夜でICUには面会が入れないのに、

『いいから通しなさい!』と、

主人を通してくれた男性看護師の方に今も心から感謝しています。

この看護師さんは、その後も眠れないわたしに、『よく眠った方がいい。おくすりをを出しますか?』と聞いて下さったり、寄り添って下さいました。

申し出を断ってしまったのは、赤ちゃんが生きているか。そればかり考えていて、自分のことは上の空でした。

でも、今も覚えています。ありがとうございました。


男性看護師のおかげで、

この日初めてまともに主人と話せました。

手には赤ちゃんの写真をもって。



時間は深夜1時くらい。



その後旦那さんは帰宅して、

わたしは子宮の収縮よく、出血も収まり朝10時には一般病棟に移り。


入院の説明をされましたが、

〖わたしはここに入院はしない〗

念のように思っていました。


こどもが産まれた証しは、

深夜に主人がもってきた写真が1枚。

スマホもICUに持ち込めないため、転送先の病院にはわたしが使える連絡ツールがなく。


歩けるようになればおしっこの管を抜いて赤ちゃんがいる産院に戻れると聞き、

赤ちゃんが生きているか不安でしかたないわたしは、必死に歩きました。


帝王切開経験された方ならきっとわかると思います。

必死です。



そして15時に退院。

産院に戻りました。



のちに、

出産時の様子を聞けたんですが、

私は胎盤早期剥離という症状で、

・赤ちゃんはもうダメかと思っていた

・母体も非常にキケンな状態だった

・産院に着くのがあと少しでも遅ければどちらも助からなかった可能性があった

・赤ちゃんがとても強かった

・母体がとても強かった

・子宮を残せたことも奇跡


と言われました。




運命の分かれ道があるなら


〖すぐに受診を促す産院の冊子を偶然みたこと〗

〖電話をかけたこと〗

〖旦那さんを待たずにきて!と、助産師さんが言ったこと〗

〖タクシー会社がすぐに来てくれたこと〗


偶然と偶然の連続で、

まるで細い細いロープを綱渡りしているような、そんなお産でした。





夜中でも病院に連絡する勇気を


常位胎盤早期剥離は、それまでの妊婦検診で、異常がなかったとしても、突然起こってしまう可能性がある病気です。
性器出血
急な腹痛や持続的なおなかの張り
赤ちゃんの動きが少ない
妊娠後期に、こうした症状が見られたときには、「常位胎盤早期剥離」の可能性を疑い、たとえ、夜中であっても、病院や産婦人科に連絡を取ってください。

この病名と、その主な症状を知ることで、1人でも多くの赤ちゃんを救うことにつながればと願っています。



https://www.nhk.or.jp/d-navi/sci_cul/2019/08/story/story_190802/ 










 

 



 

 



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