映画
女子高生と特攻隊員のお話です(ザックリ!!)
良かったと思う。
実際に特攻で亡くなった方々の最後の手紙であったり、遺書を読めば読むほど年々感じる事が変わってきました。
手紙に嘘は無いとは思いますが、検閲がある中での最後の手紙。
本心はもっと心の奥深くにあったはず。
自分自身にですら嘘をついて、自分の心にも蓋をしたままだったのではないか?
あの時代、どこかで誰かに本音を言えた事はあったのだろうか?
おひとり、おひとりの遺書とお写真を前に"この方の本心は?"と手紙の奥深くにあるその方の心を読み取ろうと考え始めるとなかなか次に進めないのです。
昔々にアンビリバボーである特攻隊員の方が取り上げられていました。
あっ‥私、この方に会いに行かなきゃ!と、そのまま車で鹿児島県の知覧特攻会館までその方に会いに(お写真と遺書を読みに)行った事がありました。
お名前とお顔を覚えて‥沢山の中から探すのです。
あっ!見つけた。
私、あなたに会いに来ました。
あれはなんだったのだろう?
昔から思うんだけど、私は一体誰の生まれ変わりなのだろう?か、、と。
そう感じる事が幼い頃から多々あるのです。不思議です‥
昨年、再び知覧特攻会館を訪れる予定をしていました。
前日に特攻会館に連絡すると『明日は慰霊祭がある』と教えてくれました。
え?何で明日?終戦記念日とかではないですよね?
一般の方も事前公募があるのでそれに応募していただいたら参加(中に入れる)のですが‥と。
式典は午後からだったかな?
週末休みを利用して車で行くつもりなので午前中到着は今直ぐに家を出ても無理ぃいい!!!
特攻会館だけが目的でドタバタして見る所ではありませんからと諦めました。
電話して良かった‥。
昨年は石垣島出身の伊舎堂中佐の企画展があったみたい。
※沖縄戦の陸軍特攻第1号として石垣島から出撃した方でした。
伊舎堂用久中佐と隊員の顕彰碑は石垣島のサザンゲートむこうにあります。
石垣島と特攻隊、昔は考えた事ありませんでした。
昔の石垣島の地図を見た時に初めて考えたかな。
昔の滑走路があった場所を見て思う事がありましたね。
石垣島に行かれた際には顕彰碑を訪れ戦争と平和について考えてみられても良いかと思います。
目の前に広がる青い海を見ながら平和への感謝の気持ちが生まれると思います。
そして、呉には戦艦大和の艦長の遺書も展示してありました。
知覧の特攻隊員と違い、幹部の遺書です。
大和の艦長クラスの方がどこまで何を知らされていたのだろう?知っていたのだろうか‥?
特攻隊員、艦長の遺書を読めば読むほど博物館や教科書では真相を知る事は出来ない。
世に出ている歴史には嘘がある。
これが私が今までに感じた事。
それらもこの映画では表現されていたように思いました。
先人達がいて、今の私がいる
私自身は普通の家庭に育ち、有り難い事に衣食住に困った経験はありませんでした。
しかし、食べるものがない事ほど惨めな事はないと私は思っています。
私が農地を守る事、野菜を作る事は自分と家族を守る事。
そしてそれが先人達に今の私が出来る事だと改めて思いました。
野菜を作る腕と知識は直ぐにはつかないからね。
自分で食べるものは自分で育てる。
売る為の野菜作りと、自分達で食べる野菜作りは似て非なるもの。と、思っています。
まっ、食べきれないものを売るなら良いけどね。
他の土地借りて畑やればいい‥
野菜売ればいいのに‥は、私の考え方とは違うんだな。
昔は戦争はダメ!悲しい!そんな感想しかありませんでしたが年々変わってきましたね。
ずっと石垣島で海上保安庁を見てきた私の野菜作りへの想いは重い。
まっ、家で食べ分だけだからゆるゆる家庭菜園ですけど。
こちらの映画のロケ地を特攻隊=鹿児島県の知覧と勘違いされてる方もみえるようだった。
実際は茨城県 予科練平和記念館みたいだね。
うーとーとー