先週の木曜日(24日)に生検の結果を聞きに行ってきました。
15:00の予約でしたが、すごく混んでるようで名前を呼ばれたのは17:00過ぎでした。
診察室に入ると「ちょっと待ってね結果を見るから」と忙しそうにパソコンを確認して、
「出てるね生検12本中3本にがん細胞あり」と。
この段階で前立腺がん確定です。
がん告知も2度目なら覚悟できておりましたよ。
想定外だったのはそのあと、前立腺がんではグリーソンスコアと言って、がんの性質の良し悪しを示す
値があります。
これがなんと「8」と診断されました。
「8」は悪性度が高く浸潤、転移しやすいがんで高リスクのがんとなり根治が難しい
といわれています。
私は健康診断で発見されたので、まだ初期の段階だろうと思っておりましたが
いきなり高リスクのがんとは ショックでした。
この時はがんは手術のみが、根治治療と思っていましたので手術できますかと私。
先生:転移がなければ手術できる範囲だとおもうけど、直腸がんの手術をしているので前立腺と直腸が
癒着している可能性がある、直腸がんの手術した先生に確認しなくてはねなんて言われれて
またまたショック。
落ち込んでばかりもいられません、早速翌日から高リスクの前立腺がん治療についてネットで
色々調べまくりました。
治療は大きく分けて、手術療法・放射線療法・薬物療法があります。
手術療法:高リスクがんは膀胱や精巣に浸潤の可能性があるので、完全に取り切れずに術後再発のリスクがあります。
また、尿もれや性障害が発生します。
正直排便障害が残っているのに尿漏れまでもあれば辛いですよね。
放射線療法:先進医療として粒子線治療(陽子線・重粒子線)なんかもありますが
保険適用外ですのでひと先ず却下します。
身体の内部の前立腺にのみに、できるだけ高線量の照射を行えるかですが、外部照射だけでは
高リスクのがんを根治するのは難しそうです。
また、小さな密封線源(I125:ヨー素125)=シードを前立腺に永久的に埋めこむ組織内照射もあります。
こちらも単独では高リスクのがんの根治は難しそうです。
薬物療法:内分泌(ホルモン)療法や抗がん剤の化学療法がありますが単独での根治は難しいです。
告知を受けたときは前立腺全摘手術と思っていましたが、よくよく調べると全摘手術よりも再発の
確率の少ない療法が見えてきました。
それはホルモン療法と放射線療法(前立腺内照射と外部照射)の組み合わせ療法です。
ここまではたどり着きましたが、またまた問題があります。
この療法を行っている病院が関東と関西にしかないようです。
私は沖縄在住ですから通院できるのか、旅費やホテル代だけでもすごいことになりそうですね。
失業中の私には厳しそう
さてさて明日は朝から転移を調べるため、骨シンチと造影剤CT検査を受けてきます。
転移がないことを祈るだけです。
にほんブログ村