人生には、しばしば私たちを試すような大きな変化が訪れます。

それは突然の出来事かもしれませんし、少しずつ忍び寄る変化かもしれません。

 

今回は、私自身が経験した転機と、その過程で得た学びや成長について語りたいと思います。

数か月前まで、私はB型事業所『ライフデザインマーケティング・うるま市(LDM)』に通所していました。

LDMでの生活は、ある種の安定感がありました。

毎日、弁当屋さんで買ったお弁当を食べながら、IT関連の作業に没頭する日々。

そこにはルーティンがあり、そのルーティンの中での安心感もありました。

しかし、今年の5月、私は新しい事業所『ライフデザイン・ウェルビー(LDW)』の見学に行く機会を得ました。このLDWは、LDMとは異なり、栄養管理士さんが作る健康的な昼食が提供されるという点が魅力的でした。しかもその昼食は、一食たったの186円。私は、その手頃な価格と健康面でのメリットに強く惹かれ、「もしかしたら、ここで新しいスタートを切るべきかもしれない」と思うようになりました。

LDMLDWは、車でわずか4~5分の距離にあります。

しかし、その短い距離が示すように、私にとってはそれまでの安定した日常から、新しい環境への飛び込みを意味していました。

そして8月1日、私はついにLDWへの通所を開始しました。

LDWでの最初の日々は、慣れ親しんだLDMとの違いを感じながらも、少しずつ新しい環境に適応していくものでした。

 

LDWはうるま市内の某ビル2階にあります。

 

LDWにはいくつかの利点があり、まず第一に挙げられるのは、ビルの地下駐車場が使えること。LDMでは、外の駐車場から職場まで歩く必要があり、特に雷雨の日は苦労しました。しかし、LDWでは、そんな心配は無用でした。天候を気にすることなく通勤できることは、思いのほか私の心を軽くしました。

また、そのビル内には大型書店があり、昼休みにはその書店で本を手に取るのが私の日課になりました。

本を立ち読みしたり、気に入った本を購入したりすることが、日々の楽しみの一つとなっています。

さらに、ビル内にはスーパーやダイソー、フードコーナーやカフェもあり、生活が非常に便利になりました。

振り返れば、LDWに通所する前、私は肉体労働系のB型事業所『チャレンジドセンター・てぃだ』に通っていました。

そこでの作業は非常に過酷で、炎天下での草刈りや養鶏場での鶏糞処理、老人施設での清掃など、体力的にも精神的にも限界を感じることがしばしばありました。

結果として、私は心身の疲れから『チャレンジドセンター・てぃだ』を辞める決断をしました。

その後、LDMへの通所を経て、今はLDWでの新しい生活を送っています。

エアコンの効いた快適な室内でのPC作業や軽作業は、以前の職場とは全く異なる環境です。

作業の合間には、趣味である漫画を描く時間も持てるようになり、自己表現の場としても非常に充実しています。

このように、LDMからLDWへの移行は、私にとって大きな変化であり、挑戦でもありました。

しかし、その過程で多くのことを学び、成長することができました。

新しい環境での生活はまだ始まったばかりですが、これからも自分自身を見つめ直し、成長し続けていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

これからも、皆さんと共に学びと成長の道を歩んでいきたいと願っています。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

自著

 

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