祖父の教え 〜道の掃除〜 | 沖縄で賃貸アパート家族経営生活

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子供の頃、亡き祖父に聞いた話を
書きたいと思います。

むかしむかし、祖父が学生の頃
当時、沖縄は働く場所がなく、
海外に出稼ぎに行く人達が沢山
いたそうです。

僕にとっての曽祖父。祖父の父は何年も
出稼ぎでペルーに行っていたらしいです。

たまたま、うちの両隣の、おじさん達は
出稼ぎに行かなくても済んだらしいのですが。

ある日、子供の頃の祖父は、弟と2人で
考えたそうです。

父ちゃんは、出稼ぎに行って、母ちゃんが
家のことも、畑も、色々やっている。

2人で、少しは手伝いをしよう。と決め、
弟は、曽祖母のご飯作りなどの手伝いを。

祖父は、毎朝玄関先の道路の掃き掃除をする事に
なりました。

当時の沖縄は、一家に一本、ガジュマルが
玄関の近くに植えられている家が沢山
ありました。

勿論、毎朝掃き掃除をしても、毎朝葉っぱが
落ちているので、掃き掃除を続けていました。

そんなある日、自分の家の前だけ掃き掃除を
しても、学校に行く時には、隣の家の道も
通らせてもらうので、両隣も掃き掃除をする
事に決め、来る日も来る日も頑張り綺麗に
していました。

数ヶ月後の、ある日の朝、体調不良で起きられず
祖父は、弟に、今日は気分悪いから休むと学校の
先生に伝えて欲しいとお願いし、休んでいました。

その日の夕方、怒りながら弟が帰ってきて、
祖父に言ったそうです。

にいにい。隣のオジサン頭にくる。

なんで?

朝、学校に行く時に、隣のオジサンが見えたから、おはようございます!と挨拶したら、

えー、今日は、まだ掃除されてないみたいだけど
どうなってるか?

って、言いよった。頭にくる。

との事。

あいっ。そうなの?わかった。
子供が怒っても、母ちゃんに迷惑かけるから
明日、良くなってから、にいにいが、話しておくよ。

との事。にいにいも、子供なのになあー。

と思いながらも、少しは落ち着いた様子の弟。

翌朝から、両隣に隣接する道路の掃き掃除の
範囲を変えました。

自分たちの前は、全て綺麗に!

両隣の道は、半分づつ!

それから、学校に行きました。

次の日の朝。いつものように掃除を
していると、隣のオジサンが近づいてきて

最近から、道の掃除が綺麗じゃなくなってるけど、なんでかな?
との事。

祖父はすかさず、オジサン。

いつもオジサン達の前の道を通らせて貰って
ありがとうございます。
だから、両隣の道も掃除していたけど、
気づいたことがあります。

何に気づいたのか?

はい。僕が1人で、三件分掃除するより、
「自分のところと、両隣の半分づつ」を
みんなでやると、2倍綺麗になりますね。

今度から、そうしようかと思っています。

オジサンは、どう思いますか?

オジサンは、わかった。と家に帰ったそうです。

この話からの学びは、人は良かれと思いながら、
人の事を色々やってあげ、やってもらった人は
それが当たり前になり、感謝を忘れてしまう。

それを伝えたかったんだろうな。

それでも、文句を言われようと、親切は
忘れてはいけないよ。

が僕の考えの中に残っています。

どんな時でも、そんな対応が出来たら良いなー
とは思います。

が、まだまだ修行が足りないと感じる
日々です。