ママ社長の間でも話題！街の洋菓子店の閉店と、コンビニスイーツの関係性とは？

みなさん、こんにちは！

島袋尚美です

みんなが大好き、スイーツ！
スイーツは時期によって頻繁にラインナップも変わるため、ついついチェックしてしまう方も多いのではないでしょうか。

先日、「洋菓子店の倒産件数が過去最多のペース」だというニュースを見ました。
https://www.sankei.com/article/20240607-Q2T6OUQZL5GMVBS3VYPYYAG2ZU/
経営者として、食品を扱うビジネスの大変さは感じていましたが、数字で見るとかなりリアルですね。

今回は、コンビニスイーツから街の洋菓子店まで、「スイーツ」にまつわる情報をまとめてみたいと思います。

街の洋菓子店が苦戦している社会情勢

帝国データバンクが７日発表した調査結果によると、倒産件数（負債１０００万円以上）は１～５月で前年同期比１・８倍にあたる計１８件となったそうです。
https://www.sankei.com/article/20240607-Q2T6OUQZL5GMVBS3VYPYYAG2ZU/
産経新聞 2024/6/7参照

コロナ禍を超える洋菓子店の経営難は、なぜ引き起こされているのでしょうか？
朝日新聞では以下のように記載がありました。

小麦粉や砂糖、バターなど洋菓子に欠かせない材料の価格が総じて上昇している。なかでも、カカオ豆の不作と円安の影響を受けたチョコレートは19年と比べ、平均価格が約1・8倍になった。昨年の猛暑の影響で収穫減だったフルーツも同約1・4倍に上昇した。価格が落ち着いているのは鶏卵などわずかにとどまった。そのほか、電気代や人件費の高騰も重なっている。

https://mainichi.jp/articles/20240615/k00/00m/040/009000c

毎日新聞より引用

スイーツの原料となる小麦やバターなどが軒並み値上がりをしていることが第一の大きな痛手と言えます。
スイーツ自体の販売価格を値上げするよりも、原材料の高騰が上回ってしまい、結局負債をかかえて倒産せざるを得なくなったことは大いに想像ができますね。
止まらない物価高の影響が、地域で愛される、洋菓子店の閉店にも広がっています。

家族で行っていた街のお店たちが閉店してしまうことは悲しいですが、ママ社長として、主婦として、物価高の広がりは非常に興味深いトピックでもあります。

コンビニスイーツの止まらない勢い

コンビニスイーツに関するアンケート調査によると、

コンビニの冷蔵コーナーのスイーツ購入者は全体の約55%、男性5割弱、女性7割弱です。男性は若年層での比率が高い。

また、なぜコンビニでスイーツを購入するのか理由を尋ねると「いつでも買える」が購入者の4割強だという結果が分かりました。

https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=29807
出所:マイボイスコム調べ

24時間、いつでも手軽に欲しいものが手に入る、コンビニ。
その便利さに加え、コンビニも絶えずお客さんが来るきっかけのひとつとしてスイーツにも力を入れているのかもしれません。

また、朝日新聞の記事の中で、コンビニコーヒーの定番化によって相性が良いスイーツにも新たな来店動機を見出し、商品開発をしてきたという背景が書かれていました。
朝日新聞社の経済メディア「bizble」より
https://smbiz.asahi.com/article/14602030

社会情勢に左右されようとも、今あるリソースの中でどんな工夫ができるのか、企業努力をあらゆる会社が行っているのだと改めて気づかされました。

経営とは変化しつづけること

経営は、「三方よし」。
初めてこの考えに触れたときのことを思い出しました。

有名な近江商人の哲学ですが、売り手・買い手・世間にとってのニーズを満たすことは、いまの現代にもおける経営の本質だと思います。

世の中の変化をキャッチし、ニーズに合ったものを提供すること。
お客様に喜んでもらう工夫をしつづけること。
それが、私と一緒に働く仲間たちの幸せにもつながっていること。

先人の教えをありがたく肝に銘じ、これからの世代にも私が変化し続ける姿で経営の面白さを伝えていこうと改めて決意しました。

今日も、大好きな仕事に励んでいきます。

それでは、また！

島袋尚美でした