こんにちは、島袋尚美です。

みなさんは、クラフトビールは好きでしょうか。


私はクラフトビールが大好きで、私が代表を務める株式会社ゆいまーるでも、クラフトビール事業として、JUNGLE BREWERYを立ち上げています。
ちなみに、先月も第9弾となるクラフトビール「BEAROOD ORANGE(べアッドオレンジ)」をつくりました。

私がクラフトビールを立ち上げた理由について知りたい方は、下記のインタビュー記事をご覧ください。
ライブドアニュース


現在、日本ではたくさんのクラフトビールの醸造所があり、世間的にも身近な存在になってきましたが、そもそも日本のクラフトビールの歴史や特徴について知っていますか。

今回は、日本のクラフトビールの起源から現在に至るまでの歴史、そして日本独自のクラフトビールの特徴について紹介していきます。

 


日本のクラフトビールの起源は1994年の酒税法改正



日本のクラフトビールの歴史は、1994年の酒税法改正がきっかけで始まりました。
 

この改正は、ビール製造免許に必要な最低製造量を大幅に引き下げ、小規模ブルワリーの設立を可能にしました。
これにより、多様な地ビールが生まれ、第一次地ビールブームが起こりました。

しかし、品質のばらつきや大手メーカーの価格競争により、一時はその勢いが衰えました。それでも、品質にこだわるブルワリーは生き残り、徐々に国際的な評価も高まりました。
 

2011年頃からは、クラフトビールへの関心が再燃し、現在では500以上のブルワリーが存在し、日本独自のクラフトビール文化が形成されています。

 

 

日本クラフトビール市場の特徴は、地元との強い結びつきがあること



日本のクラフトビール市場は、世界的なトレンドと成功事例を取り入れつつ、独自の特色を発展させています。
 

国際比較において、日本は小規模ながらも高品質なビールを製造するマイクロブルワリーの存在で知られており、これらの醸造所は地域の特産品を活用し、地元の消費者との結びつきを深めることで成功を収めています。


例えば、京都醸造は、地元産の素材を活用したクラフトビールで知られ、地元の農家と協力して原料の栽培を行うなど、地域との連携を深めています。
私のJUNGLE BREWERYも、各地域の規格外野菜や果物を使用しており、第9弾のクラフトビールは佐賀のブラッドオレンジを副原料として使用しています。

他にも、北海道の大自然をイメージしたビールや、沖縄の熱帯の風味を取り入れたビールなど、日本全国の魅力を感じることができるビールが増えています。

地域性を活かした醸造や革新的なマーケティング戦略により、日本のクラフトビールは国内外でその存在感を高めており、今後もその動向に注目が集まることでしょう。

 

 

地域に根付いたクラフトビールを飲みに行こう



近年、注目されている日本のクラフトビールですが、その文化的意義は、単なる飲料以上のものがあります。

それは地域の特色を反映し、地域経済に貢献すると同時に、消費者に多様な味わいを提供することで、食文化の豊かさを増しています。
また、クラフトビールは、ビール造りの伝統技術を守りつつ、新しい技術やアイデアを取り入れることで、常に進化し続ける産業であることを示しています。

このように、クラフトビールは、その製造過程で地域社会との結びつきを強化し、地域文化の一部として定着しているのです。

私は仕事や旅行で地方に行ったときは、その地域に根付いたクラフトビールを飲むようにしています。
ぜひ、みなさんもその地域のクラフトビールを楽しんでみてはいかがでしょうか。

以上、島袋尚美でした!


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島袋尚美(しまぶくろなおみ)
20代で独立し、株式会社ゆいまーるを設立。
国際結婚ののち、夫と2人の子どもと暮らしながら、たくさんの仲間と一緒に仕事しているママ社長です♪

■活動内容
Itoop(ITコンサルティング)
JUNGLE BREWERY(クラフトビール事業)
・ヴィーガンコンサルティング
・講演、女性キャリア支援
・営業代行


■メディア
・就活相談
ママ社長島袋尚美が人間関係や仕事などのお悩みにお答えするコラム

・ライブドアニュース
恋が生んだ廃棄野菜を救うビール

・VOGUE JAPAN
地球に乾杯! あらゆるロス食材をアップサイクルしたクラフトビール。
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