みなさん、こんにちは。

島袋尚美です。

皆さんは、「Bluesky」をご存知ですか?

Itoopメンバーから聞いて初めて私も知ったのですが、新しいXに代わるSNSなんだとか。
ミーハー気質な私にとって新興勢力は気になるところ!
20代のメンバーに負けておれぬ!と少し情報収集してみました。

Xとどう違うのか、何ができるのか、調べてみると色々なことが分かってきましたのでここでまとめていきたいと思います。


Blueskyとは

 

Blueskyとは、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシーらが発案した分散型SNSプロジェクトです。

実際にSNSを見てみると、Xや旧Twitterとほとんど変わらない印象でした。
使い勝手、ページの構成、デザイン、機能など使い勝手はかなり似ている…

Xの発信をしている私にとっては見慣れたインターフェースで、ひと安心!

23年の1月にサービス開始をしてから招待制をとっており、限られたアカウントしか作ることができなかったんですが、
24年2月より誰でも参加できるオープンな環境になりました。

 

Blueskyの特徴:分散型SNS  


Xや旧Twitterと大きく違うところは、分散型SNSであること。

分散型SNSとは?

特定のサーバーに依存しないSNSのこと。中央集権的なサーバーを持たず、ユーザーが自由にサーバーを構築し、データを共有できる仕組みが特徴。

引用:https://coinpost.jp/?p=491113(J・ドーシー氏 × E・スノーデン氏対談)


X(旧Twitter)やInstagramなどは【中央集権型SNS】と呼ばれており、管理者(企業)によって一元的に管理がされています。企業の基準が設けられおり、アカウントが凍結したり、不適切なものは削除されたり、話題になっていることもありますね。
※もちろん、過度な露出や暴力的なコンテンツは規制される仕組みです。

一方で分散型SNSは、個々のユーザーが管理を行なっているため、細かいカスタマイズやアプリ連携などもでき、かなり自由度が高いです。

自由に自分を表現する場としてのSNSサービスは、多くの発信したい人にとっては嬉しいですね。
そういったポジティブで自由な発信がこれから更に増えていくことが楽しみです!

私がItoopを立ち上げたのも、ITスキルを持った人々が世の中にもっと影響力を発揮して良いのではと思ったからです。
SE時代の私も大手企業のなかでトップダウンの仕事をすることが多く、日々目の前のPCに立ち向かう毎日。
AIが発展していくなかで、もっと主体的でエンジニアから提案が生み出されるような仕事の仕方があっても良いのではないかという想いから、WEBディレクションから設計開発、保守運用まで幅広いサービスを展開しています。

Itoopメンバーも今ではコラムで自らの意見をバンバン発信しています。
彼らの変化や成長が本当に私の誇りです。
ITの専門的な知識や見解から、プライベートなキャリアについてまで、あらゆる角度から書かれた記事がたくさんありますので、ぜひ読んでみてください。
https://itoop.yuima-ru-tokyo.com/category/column/

 

Blueskyのメリット

 

メリットは特に以下の3つです。

  • 全て無料
    Xにあるような「プレミアムプラス」や「ベーシック」などの有料コンテンツがありません。
     
  • ユーザーがアルゴリズムを選択できる
    これまでSNSはアルゴリズムがフィードの内容を左右していましたが、Blueskyではユーザーが自らフィードやタイムラインをカスタマイズすることができるので情報の取捨選択が自由に設定できます。
     
  • ほかのSNSからの移行や連携に優れている
    他のSNSからのデータ移行ができるので、新たにBlueskyでも繋がっていたい友達の情報を紐づけることができるようになります。
    また、違うプラットフォーム間でのコラボレーションやコミュニケーションを行うこともできます。

参考文献
https://bsky.social/about/blog/02-06-2024-join-bluesky

無料コンテンツは強い!
入ってくる情報も自分でカスタマイズできる点は、私も大変注目しています。
アルゴリズムによって適した情報を待っていればもらえる時代。便利なように見えて、自分自身で情報を取捨選択していく力が弱まっているとも言えます。


今、目の前に出されている情報は何を根拠に出されていて、その中で何を自分は選ぶのか。何を信じるのかどうか、自分で意思をもって得ていく力をつけましょう。
情報化社会を生きるためには、必要な力だと思います。
情報がありふれている現代、たくさんの情報に振り回されるのではなく、自分でコントロールする側になっていきたいですね!

 

SNSを有効活用していくには?

 

 

Blueskyは招待制だったこともあり(現在は誰でもアカウントを1つは創れるようになりました)旧Twitterと比べてユーザーも少なく、情報が流れずらい、やりとりできる知り合いもまだ少ないことがデメリットとしてあげられます。

ただ、どの世代からも情報源としてかなり活発に利用されているのがSNS。

 

 

ウェブサイトやテレビよりもSNSで手軽に情報を入手する人が増えていることが分かります。
Bluesky含む、SNSは今後も更なるユーザー拡張が期待されています。

企業側の目線でいうと、情報を広く発信できる認知の場。そして消費者目線だとあらゆる情報を広く受けることができる場。
SNSの種類もありふれている中でどんな情報を発信し、どんな情報を取得していくのか、使う人のモラルやリテラシーが問われる時代にさらになっていきますね。

私たちもブランディングを大事にしていますが、
SNSの媒体ひとつ、記事一つから、ユーザーに何が伝わっているか、どう見えているのかにこだわっています。


おわりに


最新SNSの中でも注目度の高いBlueskyですが、ユーザー数はまだまだこれから。
早速登録し、情報発信している企業も出てきていますが、情報を発信する人と受け取る人が双方いて成り立つSNS。様々な人に利用されることで、SNSの歴史は作られ、媒体として育っていきます。

「秩序が崩壊したXのカウンターとして存在感を示せるのかが鍵になる」と話すのはITライターの井上トシユキ氏。

「デマや偽情報が増え、海外で企業のX離れが起きている。ブルースカイが健全でクリーンな表現の場と認知され、企業や著名人らが利用する流れになれば、Xの対抗軸になる可能性はある」
(引用:東京新聞)

数あるSNSの中でも、どのような立ち位置を確保し、どのような発展の仕方をしていくのか、今後も注目していきたいと思います。

以上、島袋尚美でした!

 

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島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)

20代で独立、2社経営するママ社長です 
国際結婚ののち、夫と2人の子どもと暮らしながら、たくさんの仲間と一緒に仕事しています。

■経歴
・女性キャリア支援
・クラフトビール事業(ジャングルブルワリー)
・ITコンサルティング(Itoop)
・オーガニックショップ経営
・講演会事業
・営業代行

■メディア
・LITORA
 いざという時は自分で稼ぐ力が必要 島袋尚美インタビュー記事

・ライブドアニュース
 恋が生んだ廃棄野菜を救うビール

・VOGUE JAPAN
 地球に乾杯! あらゆるロス食材をアップサイクルしたクラフトビール。
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