こんにちは。島袋尚美です!


6月に新エリアが誕生すると大注目のディズニーシー。
私の家族も、もれなく全員ディズニーが大好き!ストーリーも、テーマパークも、ディズニーが作り出す華やかで夢に満ち溢れた世界観の虜です。
 

先日もカリフォルニアにある元祖ディズニーランドに家族で行ってきたばかり。

子供達は違う世界へ来たかのようにテンションMAX!1日中夢中で遊びまわっていました。


そんな子供も大人も魔法にかかる夢の世界。
今回はそんな世界で愛されるディズニーリゾートの創立者ウォルト・ディズニーについて書いてみたいと思います。

調べてみると彼の経歴や過去は驚くべき失敗の連続のようです。
 

ウォルト・ディズニーの生い立ち

(公式Instagramより)

 

1901年、ウォルト・ディズニー(本名:ウォルター・イライアス・ディズニー)は、アメリカ・イリノイ州シカゴで生まれました。

母は教師、父は貨物鉄道会社ユニオン・パシフィックの鉄道員でした。
特に鉄道を生業とする父の影響により、ウォルトは幼少期から大の鉄道好きだったそうです。

またウォルトが幼いころから何度も居住地を移しているディズニー家。
仕事がうまくいかない父親の暴力などもあり、兄弟たちは家出を繰り返し、ウォルト氏は、父親が始めた新聞配達を無給で手伝わされていました。

幼い頃から学業にはあまり集中することはなかったものの、漫画への好奇心は人一倍旺盛。
第一次世界大戦で兵士として戦場に行った帰国後も「自分は漫画家になる」という信念を持ち続け、夢を追いかけました。
(参照:『ウォルト・ディズニー 創造と冒険の生涯 完全復刻版』より)
 

ウォルトは、変わりゆく環境、移り行く時代の中でも、絵を描くことを生き甲斐とし、いくつもの絵を描きあげたのでしょう。
様々な地域や環境の中で育ったからこそ、豊かな感受性を育み、彼特有の才能の原点になったのかもしれませんね。

幼少期から変わらない、ひたむきな絵への情熱を感じます!
 

立ち上げ期 失敗と挫折も全て財産
 

(東京ディズニーランド公式HPよりhttps://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/resort/walt.html)

 ハリウッドのスタジオに売り込みに行くも、見向きもされず。
自分の居場所がないなら、自分で居場所をつくればいいと考えたウォルト氏は、1923年兄のロイと一緒に「ディズニー・ブラザーズ」を設立しました。

ウォルト氏は、ニューヨークの配給会社に売り込んで資金をゲットし、「アリス・シリーズ」を製作。
のちに「オズワルド・シリーズ」を打ち出し、大ヒットを遂げています。

しかし作品配給を担っていたユニバーサルスタジオとの間に金銭トラブルが発生し、「オズワルド」も、当時のスタッフたちも失うことに。
絵を描く人生を諦めかけたところで1928年ミッキーマウスを誕生させました。
(参照:『アメリカン・ドリームの軌跡』)
 
 
幾度となく挫折を味わいながらも、彼の諦めない姿勢には心を打たれます!
専門家に評価されることよりも、賞をもらうことよりも、「大衆が喜ぶ作品を。」という彼のひたむきな製作への思いは底知れぬものです。

いくら人に裏切られようとも、持ち続けた夢だから叶ったのだと思います。
「自分で諦めてしまうまでは夢は夢であり続ける」この言葉がぴったりの人なのではないでしょうか。
その彼が生み出す作品だからこそ、あらゆる人の心に届くのだと感じます。
 

ディズニーランドの建設 「永遠に完成しない場所」とは。

(参照:公式ディズニーリゾートHPより)

1955年、カリフォルニア州アナハイムに世界初のディズニーランドがオープン。
子供だけではなく、大人も思いっきり一緒に楽しめる場所はないのか。という疑問から、彼はディズニーランドを計画しました。

開発には15年以上もの長い年月がかけられ、建設費は総額1700万ドル(現在の価値にして1億6000万ドル)にも膨らんだそうです。設計士や大工さんから、アトラクションのシステム構築のエンジニアまで、携わる全ての人に、彼が描いているビジョンや目的を伝え続け実現した夢が詰まった場所だそうです。
(参照:公式HP https://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/resort/walt.html)
 
「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」
彼が残した言葉からも、ものつくりに関する彼の職業感が伺えます。
 

何度も足を運んでもらう場所であり続けるために。
今もなお、改良をし続けている場に、人々は心を打たれ、夢と希望や期待を感じるのでしょう。
あらゆる人にとっての思い出が詰まったこの場に、また来たくなるサイクルができ、ファンがファンを呼び、現在の「ディズニー」というブランドが作られているのですね。


おわりに

 
 
ウォルト・ディズニーがつくり上げた映画やディズニーランドは、今も世界中で愛されており、発展し続けています。

エリアごと違うデザインの建物、キャストもキャラクターもディズニーワールドに関わる全員が作り出す魔法の世界。ワクワク、ドキドキ、主人公の感情がこちらまで伝わってくるような素敵なストーリー!
ディズニーランドへ行くことも、自宅でディズニー映画を楽しむことも大好きな家族を見ていてこんなにも人を惹きつける魅力がディズニーには詰まっているんだと日々私も感じています。
今回調べていくなかで、ウォルト・ディズニーの辿ってきた経歴や体験があったからこそ、こんなにも世界中の人々を魅了するコンテンツや場所を作り上げることができたのではないかと感じました!
 
人々は生きていく中で様々なものを見て、感じて、触れて、成長していきます。
大いに失敗しましょう。痛い思いをしましょう。それが絶対に人生にとって必要な経験だと思います。
それでも「人のために」と誠実でい続ける人が世の中で愛され、発展し続けるものを生み出せるのではないでしょうか。

私自身も人として、親として、経営者として、「自分を愛し、人を愛し続ける人生にする」と決め直しました。


以上、島袋尚美でした
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島袋 尚美(しまぶくろ なおみ)
 
20代で独立、2社経営するママ社長です 
国際結婚ののち、夫と2人の子どもと暮らしながら、たくさんの仲間と一緒に仕事しています♪

■経歴
・女性キャリア支援
・クラフトビール事業(ジャングルブルワリー)
・ITコンサルティング(Itoop)
・オーガニックショップ経営
・講演会事業
・営業代行

■メディア
・ライブドアニュース
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