最高位戦日本プロ麻雀協会に所属することを決意致しました。



早ければ、3月からリーグ戦に出場できるかと思います。

(あくまでも予定ですが)



 私がこういった進路にたどりついた経緯をこのブログにてお話します。



2年目の夏、プロ連盟に移籍することを決断し、最高位戦を退会しました。



これは足木さんと相談して決めたことです。



文章のお仕事が多いこと、タイトル戦の数、将来の方向性、様々なことを考えたとき、



プロ連盟で自分の力を試してみたいと思ったからです。



 プロ連盟の試験に研修合格し、6ヶ月間の研修を受けました。



この研修を終えると、



合格、再研修、不合格に分かれます。



私は私生活のことが原因で再研修合格になりました。



この再研修は、落とすためのものではなく、あくまでもリーグ戦に出場するための研修という趣旨。



6ヶ月遅れたデビューになりますが、10月のリーグ戦に向けて、



私は6ヶ月間の再研修を受け、チャンピオンズリーグにも出場しました。



チャンピオンズリーグはベスト16に終わりました。



8月30日の再研修最終試験。



私はトップ成績で合格をし、晴れてデビューが決まりました。



しかし、その同時期に連盟サイドから呼び出しを受け、



「合格を辞退していただきたい。」



そう告げられました。



「あなたの評判が悪い。

連盟の女流プロからもあの子を入れるなという声が多い。

万が一、このまますぐリーグ戦に出て、デビューをした後に何か問題視される事柄が発生した場合に、除名という措置をとらざるを得なくなる。

それなら、本当にプロ連盟でやっていきたいという気持ちが本物なら、今回は自ら辞退をして、

1年後に再受験をするという行動をすれば、あなたの意思とやる気がみんなに伝わるでしょう。

その時には講師陣も納得して連盟に歓迎することができるでしょう。

だからあなたの為にも1年見送りなさい。」



そう説得されました。



私はすぐに頷くことができず、



「少しだけ考える時間をいただけないでしょうか?」



連盟サイド

「もちろんいいですよ」



「では、理事会等でもこのことはまだ話さないでいただけますか?私が決意が決まり次第、ご連絡します。

それまでは誰にもこの話をしないで下さい」



連盟サイド

「わかりました。もちろん言いません」



この30分後、理事会にてこの話の決議が下され、



私は合格辞退という形になったという報告があったようです。



このことを私は理事会に参加した知人から世間話の中で聴かされました。



あれから一切、連盟サイドからの連絡はありません。



疑問に思った父が、文面にて



問い合わせをしましたが、返事はありませんでした。



 何故、私生活に問題があり再研修になったのか、評判が悪いという話が出たのか



その理由を説明します。



去年の夏まで、お付き合いしていた彼氏がいました。



4個下でした。



彼は暴力を振るう人でした。



すごく束縛もする人でした。



私には時間の自由も睡眠の自由も選択の自由もありませんでした。



彼が嫌がる友達とは関わることも許されません。



ゲストの仕事があっても、



彼が納得のいかないことがあると



「今日は休んで」と言われます。



拒否しても電車で待ち伏せして私の出勤をはばかります。



それでも勤務地に向かおうとすると、



ついて来て暴力を振るったり、携帯電話を折ったりします。



しまいには



「このまま出勤したらその店を燃やす」等と脅されます。



なだめてなだめてようやく機嫌が直ると、



「里紗の店に遊びに行きたいからお金ちょうだい」



私には断る権利などなく、



全財産を渡します。



その度に



麻雀中にお客さんに腹を立てて問題になる行為をしたり、



ゲストである私の名前でアウトを切ろうとしたりということがありました。



全財産を渡しているので帰りの交通費がない為、



仕事が終わった後に連絡をすると、



「金は無い。歩いて帰れ」



と言われます。



彼が麻雀を打ちたいという願望を叶えるために人にお金を借りるということも何度もさせられました。



朝から夜まで仕事をしても、必ず毎日彼に会わなければならない。



睡眠時間は皆無でした。



なおかつ仕事で麻雀をしているのに、仕事後必ず彼の麻雀に付き合わなければなりません。



私のお金で。



そして、彼の気に障る打牌をしてはいけません。



彼が立直をしていて彼への安全牌を切ったことによって他の人に放銃してしまったりしたら、



ボコボコに殴られます。



卓上で「死ね」とか「カス」「とか「もっと真剣にやれ」と罵倒されます。



この頃から私は普通に麻雀を打つということができなくなりました。



自分が勝つことだけを考えると恐ろしい暴力が待っているからです。



彼が負けると言葉と体の暴力があります。



麻雀の打ち方のことで、たくさんの暴力を受けました。



プロ連盟の試験の直前には



車の中で



「麻雀を打つ金を出せ」と言われて拒否をしたら



ボコボコにされました。



なんとか逃げて家に帰ると、



1分間に何十通ものメールや着信があり、



「連盟の試験を受けられないように足を折りに行く」「腕を折りに行く」「家を燃やす」

「それが嫌なら財布を持って来い」



プロ連盟の試験は2日間連続なのですが、



両日、前夜にボコボコにされ、



体の痛みと睡眠不足でなんとか乗り越えることができました。



研修後の最終試験の直前にも鼻の形が曲がるほどに頭突きをさえて、



血が止まりませんでした。



夜中に誰もいない公園に連れて行かれて殺されそうになったこともありました。



ゲストでのそんな出来事や、



街中で泣きながら叫んでいる私の目撃情報などがあり、



そこに暴力があったと知らない人達が



私が精神異常者なのではないか?とか



二重人格なのではないか?



という噂を立てられていたようです。



そういったことの積み重ねで、評判が悪いということから、



連盟の呼び出しをうけたのです。



 話を戻します。



連盟サイドに呼び出しをされた時、私はこの一連の暴力があり、自由が無かった。



やっと別れることができて、



いまはようやく麻雀に集中できる。



だからリーグ戦に出たい。という意思を示していました。



しかし、連盟サイドの当時の意見としては、



「そんな危険な人物と関わりがある状態で受験したことに問題がある」ということでした。



その直後、その彼が連盟のプロテストを受験し、研修合格をしました。



私は彼が受験を申し込んだ時点で、まだ再研修生であった為、



講師陣の方に



「彼は要注意人物なので受かることはない。」



そう言われていました。




「念の為に、証拠として、警察で交わした「もう私に近寄らない」という念書を連盟に提出しましょうか?」



そんなものなくとも彼が合格することはない



と言われました。



しかし、彼は研修合格をしました。



合格をした理由は



「証拠が不十分だから」



?だらけでした。



たくさんの疑問と不安を抱きながらも



この秋の連盟プロテスト受験に向けてはりきっていました。



しかし、



連盟の複数の先輩方から、



「受験してもまず受からないだろう」



と言われました。



本当にショックでした。