「カールじいさんの空飛ぶ家」を鑑賞しました。
ディズニーやジブリ等のアニメーションはあまり得意ではないのですが、
気になっていたのでレンタルしました。
噂ほど何か強いものは感じませんでしたが、
ラストは何故だかじんわり涙がつたうような根っこからの愛を感じる作品でした。
神様はいるんだな という気持ちになります。
カールじいさんの奥さんに対する愛情に心満たされました。
誰かを愛するということは本当に素晴らしいということを
このところ親友と語っていました。
「人はなかなか変わらない」
「けど、人はいくらでも変われる」
「人を変えるのは愛情だけだ」
そんな話に花を咲かせていました。
誰かを好きになっても
その人と思い合うことは簡単ではない。
誰かを深く愛することはできても
その人と愛し合うことは容易でない。
愛し合っても互いを導きあう2人ではないかもしれない。
生涯を全うする相手ではないかもしれない。
だからこそ唯一の相手に出会えたら
人は見違えるほどに変わることができるのではないか?
だからこそ手を取り合い生涯を共に出来るのではないかと
近頃 ガールズトークとやらをしていました。
最近、「愛」について考える瞬間が多々あります。
昔は愛なんて言葉
恥ずかしくて照れくさいものだったな
背伸びする言葉だったな。
私の考えだけれど、
恋は下に心があるから下心の塊。
「逢いたい」「~してほしい」「~したい」という気持ち。
愛は心が真ん中にあるから本当の無償のもの。
「~してあげたい」「包んであげたい」という無償の気持ち。
そう思っています。
愛情が薄い人も愛情深い人もいるけれど、
出会うべき相手に出会ってしまったら、
理屈でなく
愛してしまうのではないでしょうか?
いままでの常識やポリシーや概念なんて
こっぱみじんです。
今まで見たことのない世界に出会う瞬間なのだと私は思います。
「見返りを求めた時点で、それはもう愛情ではないと思う」
親友の言葉が非常に印象的でした。