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機能美に優れた文具 CDT REPORT 01

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こんにちは。文具好きのtongです。

小学生の頃、消しゴムや鉛筆、
レターセットなどを集めるのが趣味のひとつでした。
自分の好きなイラストや、デザインの文具たち
ひとつひとつが宝物のようにさえ思えたものです。

大人になった今、文具に対するこだわりや、
セレクト眼は成長とともに変化しつつも
文具好きという気持ちに変わりはありません。
お気に入りの洋服を身にまとった時のように、
気に入ったデザインや、使い勝手の良い文具に出会うたびに心が踊り、
使う事で、仕事に対する身の入り方やテンションの入り具合も違ってきます。
私にとって文具とは、いわば仕事のパートナーというべき存在なんです。

沖縄LOVElogをご覧の皆様の中にも、
私と同じく文具好きな方がいらっしゃるかもしれませんね。

「沖縄LOVElog」では、シリーズに分けて、
文具フェチなtongがオススメのステーショナリー・プロダクツ
「Craft Design Technology」の取組みと、
そのプロジェクトの素晴らしさをシリーズでご紹介したいと思います。
それではシリーズ第一弾をご覧下さい♪


文具の領域を超えたステーショナリー・プロダクツ



「Craft Design Technolgy」(クラフト デザイン テクノロジー、以下CDT)
使い手のことを考えた機能美に優れたステーショナリープロダクツ。
デザインはファッションの要素を兼ね備え、
使い心地の観点でみると、職人達の匠の技の結晶とも言える製品。
はじめてCDTの商品を見たとき、精錬されたフォルムや
統一された世界観を感じさせるデザインワークに
胸の高鳴りを覚えました。
まだ、CDTをご存じない方は、オフィシャルホームページから
素晴らしい商品の全容をご覧下さいね。

CDTの商品に初めて出会った時、
そのプロジェクトの裏側にある、深い思いや、強いこだわりの全貌をまだ知らず
素敵なデザイン文具というイメージが先行していました。
ところが、このプロジェクトの裏側を知れば知る程、
商品に対する憧れとともに、
このプロジェクトにかけた思いに感動を覚えました。

そもそもCDTとは何か?
その答えをCDTの代表取締役で、
クリエイティブ・ディレクターのAZZAMI氏に伺いました。



「CDTとは、名前の通り、クラフトとデザイン、
そしてテクノロジーの3つを融合させることで
単なるデザイン文具や、
従来あった工芸品との差別化をはかったプロダクツプロジェクト」
とAZZAMI氏。



同氏は百貨店やアパレルブランドの
クリエイティブ・ディレクターとしての経験を持ち、
ファッションブランドの世界観や、ブランディング構築に尽力しています。
そんなファッション業界での手法論を活かし、
ステーショナリーの分野でも
世界水準のブランディング構築を計ったのが
Craft Design Technologyなのです。

ブランディングとは、製品やサービスに対する価値観を整理し明確化すること。
商品が高値で売れるように働きかけることだけが、ブランディングではありません。



例えばユニクロ。
90年代後半、ユニクロ=良心価格というイメージが先行し、
若年のファン層が薄い時期がありましたが、
有名人のCM起用やトータル・コーディネイトの提案により、
リーズナブル、かつファッション性の高いブランドというイメージが定着し
いまや、N.Y出店や新ブランドの立ち上げに成功しています。

ブランディングに欠かせないのは、
「何を、誰に、どのように売るのか?」という明確なコンセプト。
その製品をどんなコンセプトの下で、世に流通させたいかにより、
価格帯やデザインワークス、そしてプロモーションの手法を考案し、
実現化させていくことで、
消費者が抱く企業や商品イメージをデザインすることができるのです。

CDTの場合、米資本のオフィス文具通販会社の日本参入や
大手通販文具メーカーの設立により、大量製品で安価な商品が出回り、
国内文具メーカーが打撃を受けたことから、
このプロジェクトが発足したのだとか。

「リーズナブルな商品を作る事は、決して悪い事ではない、
でも、安価商品の追求が進むと、中国での大量生産が求められ
国内製品の売れ行きが伸び悩むほか、
技術の流出や職人達のニーズも薄くなるなど
マイナス要素も生み出してしまう」とAZZAMI氏。

老舗の文具業界には、日本の技術が活かされた使い勝手の良い製品や
職人気質でつくられた物も数多くあるものの、
その価値や良さが分かりやすくプロモーションされていないため、
消費者は商品に付加価値を見いだす事ができず、
結局安価な物に飛びついてしまう傾向にあります。
そんな暗黒ムードからの脱却を計るため、
「日本のすぐれた技術と、職人魂でできた物に、
デザインという魔法をかけることで、新しい世界観を生み出したい」
とCDTプロジェクトが発足されたというわけなのです。

>>REPORT 02に続く

Craft Design Technology INFORMATION
オフィシャルホームページ:http://www.craftdesigntechnology.co.jp
沖縄販売店:MIX life-style
沖縄県宜野湾市新城2-39-8
(TEL) 098-896-1993


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