「ハイサイっ、ちゅうーがなびらっグルくんで~すっ
さ~てっ、雨風強く大荒れのこの日、ケラマ沖で流し釣りをご堪能されたのは、仲宗根さまっご一行さまですぅ
さぁ、次第に風も穏やかになるにつれてアタリも出始めますっ
まずは本命シルイユお見事GETのシーンから見ていきましょう」
「シルイユも久しぶりにた~くさんあがりました~
その他にもハンゴーミーバイやムルーなどなど上がりましたよ~」
「こちらはヒロサーは和名ヒトスジモチノウオでベラ科で、尾の付け根の白いラインが特徴よん~」
たマン;「グ、グルくんちゃんよ~、シルイユって鯛に似てるんだが、鯛の仲間なのかっ」
「たマン君、シルイユはね姿かたちはタイ科の魚にそっくりなんだけど、実際はタイとは無関係なスズキ目フエフキダイ科メイチダイ属で、メイチダイやフエフキダイに近い種なのよ~」
「そ、そうなのかでもよ~、な、何で本命っていわれるくらい人気があんのか」
「一気に穂先を締めこんでいくシルイユの強いアタリはね、沖縄では船釣りで根強い人気がある理由のひとつなのよん」
「さ、刺身にマース煮に何でもOKな白身のシルイユは食べても最高なんだけどよぉ、中にはシメちまっても磯臭いのがあったりすんだよな~そう思うのはおいらだけなのか」
「くさいの好き」
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「は~いっ、仲宗根さまっご一行さまっ、素晴らしい釣果ありがとうございま~す」
ま~たいらっしゃ~い
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