ミラノに来て2日目。
建築に500年以上費やしたというイタリア最大の聖堂「ドゥオモ」での広場で、30分ほど自由時間になったので、すぐ近くのカフェ「カンパリ」へ
イタリアに来てはじめて、ホテル以外の飲食店に入る私
もちろん添乗員さんはいません。
どうなることやら...
私が入ったお店は、お酒のカンパリの発祥地だとグーグル先生。店内にはズラリとカンパリのお酒が並んでいます
狙ってこちらの店に入ったわけではありませんが、よくこんな敷居が高いところに堂々と入ったなぁと思います。
旅に出ると、懐も心もデカくなるから本当怖い(笑)。
さて、着席すると、イタリア語だらけのメニューが出てきました
汗汗しながら、ポケットサイズのイタリア語辞典を横目にメニューをガン見する私。
注文したかった「カフェオレ」というメニューはさっぱり無い模様。
時間が経つに連れ、何を注文すれば良いのか何が注文したかったのか分からなり、15分近く経ったでしょうか...。
私の焦りように、女性店員さんが思わず私の思いを汲み取って代わりに注文してくれました
きっとこういう日本人が多く来店されているのかもしれません(笑)。
無事、注文の品がテーブルに来たら、ちゃんと上の写真の通り「カフェオレ」
いやぁ、泣けて来ましたねぇ
女性店員さんに本当感謝です。
(このあと女性店員さんは、私の注文の品を巡って、他の男性定員さんと口喧嘩していました。たぶん「お前、日本人だからって、メニューにないものを出しただろ!」とかかなぁ。あぁ、何だかごめんなさい)。
店内BGMのフランクシナトラを聴きながら「JAZZは世界共通なんだなぁ」と感動し、注文の疲れを癒します
ちなみにカフェオレは、「マキアート」という表示名で5.5ユーロ。
着席は有料で、店出入り口付近で立ち飲みするのは無料でした
地元のおばちゃんらしき人達が、カッコいい店員さん達とおしゃべりしながら、颯爽とコーヒーを立ち飲みする姿、カッコ良かったなぁ
今度来た時は、私もやってみるぞぉ!(笑)。
ちなみに、主人がチップを女性店員さんに手渡すと、満面すぎる笑みが返ってきました
いつもだったら「結局君は金かい!」と思う私ですが(笑)、注文ストーリーに疲れ果て過ぎて女性店員の笑顔に癒されてしまいました
ちなみにちなみに、こちらの店のトイレは地下のため、エレベーターでしか行けなかったのですが、イタリアでは地下は「B1」じゃなくて「−1F」という表示。
表示に戸惑いながら、ボタンを恐る恐る押して無事にトイレに着きましたが、トイレを流すレバーは無いし便座は無いしで、トイレ内でもアワアワ
さすがに「ヘルプミー」と叫ぶのは最終手段。
まさに脱出ゲームかのように「どうやったらトイレから出られるか」かと、格闘はじめました
と言っても、まずは用足しから(笑)。
便座がないため、座っていいのか何なのか分からず、腰を浮かしたまま中腰で入りましてん。
そしたら、今度は「流す」ボタンが無いため、じっくりトイレ内を見物。(トイレをこんなにじっくり見渡したのは初体験。)
タンクの横にあるホース近くにあった小さなボタンを押すと、無事に用を流してくれたのでした
いやぁ、「ボタン」を押すのがこんなに怖いなんて....
だってだって、トイレには緊急時のボタンもあるわけで、身知らずの外国人の私がボタンを押したばかりに、警備のおじさんや救急車が来たらどうしよう...と思うわけです
ってことで、ツアーの集合時間に5分遅刻した私。
とても「トイレのボタンが分からずに遅刻した」と添乗員さんに言えず、「いろいろ手間取ってしまいました。すみません」と言うのが精一杯でした
いやぁ、美しいイタリア旅行記のはずが、トイレの話で〆てしまいました。
ごめんなさい(笑)。
また「イタリア旅行10日間3日目④」で会いましょう
次回は、街中の移動手段は「船」というあの街でのお話しです
思い出写真編。
ツアーで立ち寄った革製品のお店。
昼ごはんのリゾット。粒がデカくてもっちり
ミラノ名物カツレツ。薄くて柔らかくてgood
パンナコッタ。生クリームのような味。シンプルな甘さ
外国だと虫ちゃんでもつい撮ってしまう(笑)。
ええ、あの街がそろそろ。
あの街でもトイレ内であわあわ。
次回はこの街