おはようございます、
越川達希です。

前回もご紹介した海の人気者「ウミガメ」について、その中でも、ウミガメの産卵について、詳しく紹介します。

ウミガメの産卵時
産卵時は、砂浜を掘ってピンポン玉くらいの卵を100個程度産み落とし、堀った砂をまた戻しかけて卵を埋め、また海に戻っていきます。

孵化
卵は約2か月で孵化します。その後は、砂の中から地上に出ていきます。砂の中に1週間近くいるウミガメや卵から孵化できない子ガメもいます。また、地上に出てから海に向かっていきますが、その途中にカニや海鳥んどに食べられてしまうことがほとんどみたいです。弱肉強食の世界では、生き残るウミガメは本当にわずかと言われます。

ウミガメの涙
よく産卵中にウミガメは泣いていると言われますが、実は泣いていません。目から涙のようなものは流していますが、これは濃い塩分を出している様子みたいです。海で食事をする際に、大量の塩分を取るため、体内の塩分濃度を調整するために、涙腺から放出して調整しています。

今回は、ウミガメの孵化について、ご紹介しました。ここ最近、絶滅危惧種になっているウミガメですが、まずは沖縄の海にいるウミガメたちが快適に過ごせるように、しっかりモラルをもって、共存していきたいものです。