こんにちは、
越川達希です。

前回は、宣教師たちの阻止がありながら、ジョージ・フリース、デューク・カナモナクなどの登場などで、近代サーフィンは広まったと書きました。今回は、サーフィンがどのように競技に発展したかについて、ご紹介していきます。

1915年1月15日のシドニー開催のエキシビション
このエキシビションによって、オーストラリアではサーフィンクラブがいくつか組織化され、大きく発展を遂げていったと言われます。デュークの偉大な功績によって、近代サーフィンの礎が築かれました。彼の偉業を称え、ハワイのワイキキ海岸とオーストラリアのフレッシュウォーター海岸には彼のブロンズが建てられています。

近代サーフィンが世界中へ
ハワイ、カルフォルニア、オーストラリアではサーフィンクラブが次々と誕生したと言われます。

日本へサーフィンが流行ったのは
1960年頃に、アメリカ人が湘南や千葉の海でサーフィンを楽しんでいるのをみた地元の少年たちが、自作の「フロート」と呼ばれたボードで始めたのが最初と言われます。1965年には、その青年たちよって、日本サーフィン連盟が発足し、翌年には第1回の全日本選手権が99名で開催されました。更に1999年の34回選手権には1100名が出場し、次々プロサーファーが誕生していったとされます。

サーフィンはまだまだ他のスポーツに比べても日本では競技者が少ないですが、確実に多くの人に広がっていたことが学べました。

歴史を知ると、更にサーフィンが好きになりました。次回はサーフィンの大会について、紹介していきます。