こんにちは、
越川達希です。

前回は、サーフィンが始まったキッカケについて書きましたが、今回は近代においてサーフィンがどのようにスポーツ競技になっていったかを書きます。

近代サーフィンのキッカケ
20世紀初頭にサーフィンをする動きがハワイで起こりました。実は、それ以前もハワイやタヒチでは、サーフィンが盛んに行われていましたが、宣教師たちは布教の妨げになるサーフィンを禁止して、サーフボードを取り上げてました。

しかし、20世紀初頭は、教会の人々が再び阻止しようとしましたは、ワイキキビーチだけはサーフィンを黙認しました。これがキッカケで、ハワイアンだけでなく、移民もサーフィンを楽しむようになりました。

ジョージ・フリースの登場
彼は、カルフォルニアに初めてサーフィンを伝えた人で、ハンティントンビーチで初めてサーフィンのエキシビションをしました。また、カルフォルニアで最初のライフガードになり、1907年に日本人漁師を7名救助したとも言われています。また、ハワイでも急速な観光地化によってライフガードが必要になっていきました。

デューク・カナモナクの登場
近代サーフィンの父とも言われます。サーファーとして、スイマーとして、卓越したスキルを持ち、デュークは1912年ストックホルムオリンピックのアメリカ代表で100m自由形で世界記録を達成しました。更に17年間世界一の座を維持し続けました。世界各国から招待された国々で、サーフィンを見せ、世界中にサーフィンというスポーツを広めました。

このような背景で、近代サーフィンは広まったとされています。次回は、更に競技性がどのように発展したかについて書いていきますので、お楽しみにしてください。