牛乳の消費拡大方法を考えてみよう。


先週末に先輩と話しをしていたら思いついたです。


でもまだ、素案です。

アイディアください。


超長文です。




『七五三』という風習があります。

でも、べこちゃんは上手く説明ができない風習です。

おそらく、このタイミングで神様に御参りをしに行って、健やかに育つことを祈念するような風習なのではないでしょうか。

やり方は良くわかりません。


そう、風習とは現代の若い世代はどんどん忘れていくものなのかもしれません。




以前、酪農家さんを訪問した際に、近所の若い家族が牛舎にやってきました。

とても若い夫婦で、生後間もないお子様を抱えていました。

『何故?』と後で酪農家さんに訊ねたところ、『子供のためなんだ』という事でした。


おそらく現代の若い世代は、昔の世代に比べたらアレルギー体質の人口は増えているんだと思います。

それは、子供のうちにヤンチャに遊んでいないからなんだと思います。

泥水の水溜りでビチャビチャ、野山で転げまわったり。

あんまりしないよね?


牛舎には牛が生活をしているおかげで、たくさんの雑菌が生存しています。

人間にとって良いモノも悪いモノも。

これは抗原と考えられます。


(語弊が無いように言っておきますが、現代の乳搾りは清潔に処置はされてますから、心配は無いですよ!)


幼いうちにこの牛舎の空気を吸ったり、牛を触ったりという行為で、少しずつ抗原を体内に入れることが出来て、抗体を作ることができます。


これはある程度、科学的に実証されていることです。

そう、オマジナイではありません。

意味があって、科学的なことです。



幼稚園生や小学生が近隣の酪農家を訪問して、乳牛について勉強する機会が増えています。

これは、乳牛や酪農牛舎を実際に肌身で感じることによる強烈な実体験が、牛乳に強く結びつき、もっと将来にわたって牛乳を飲んでもらいたいという想いが詰まっています。

沖縄県の青年部も、全国の酪農教育ファームもこの想いから受け入れをしているんだと思います。



(ここから本題)

例えば、『七五三』みたいに、決まったタイミングで酪農牛舎を訪問するという風習を作ってみたらどうだろうか、というアイディアです。


例えば、

生後1年以内に子供を連れていきます。

若夫婦がお子様を連れて、牛を見にいきます。


その1年後(1年措きでも良いかも)、再び牛舎を訪れます。

そう、御参りをするかの如くです。

小学校に上がるまでに、通算3回以上は来てほしいかな?

親子でね!

それこそ、『七五三』と同時の行事でも良いと思う。


この目的は前述の通り、子供が強い子に育ってほしい。

(というか弱い子になってほしくない、だよね)

さらに、牛乳に愛着を持つことによって、もっともっと健やかに育ってほしい、です。



この風習を、新たに作っていくというのは想像できますか?

なんだか面白そうじゃない?



この活動をどこから、どのように始めたら良いのかはまだ分かりません。

思いついたばっかりだもん。

『まずやってみよう!』って、青年部の酪農家さんが思っていただけたら嬉しいですね。


この活動のイメージが湧きやすいのは、酪農教育ファームでした。

全国津々浦々、どこの県にも最低2~3戸くらいはいらっしゃいます。


県内に2~3戸もあれば、『御参り』しに行くには充分かもしれません。

もちろん、自分の町内にあっても良いのですが。


酪農教育ファームのファシリテーターであれば、乳牛の説明も上手いだろうし、牛舎での説明も慣れっこだろうし。

さらには中央酪農会議という母体を使って、宣伝も出来ることでしょう。

風習を広めたいのだから、広告は大事でしょう。


さらに、中央酪農会議が動くともなれば、アイテムを作ってほしいと思う。

アイテムとは『御参りの証』です。


キレイな用紙で作った賞状とか、除角した角のネックレスでも、尻尾の毛を筆状に束ねたキーホルダー・・・

やりすぎ?

とにかく『証』はあったら良いと思う。

それは、何回も牛舎を訪れる風習にとってプラスの影響を与えるだろうし。

それがあることによって、親から子へ、乳牛を憶え、牛乳を飲むことの重要性を伝えられるのではないでしょうか。

『七五三』の千歳飴的な働きをしてほしいですが。


『ミルクジャパン』の活動も、若い家庭をイメージした戦略であるはずです。

牛乳パックを買ってほしい、飲んでほしい対象なんだよね?


オマジナイの『七五三』ではなく、

科学的な『牛舎参り』を風習として、作っていくのはどうでしょうか。


ブームではなく、健やかなる次世代の育成に、自分の子供のために、新しい風習を作る。

酪農って、それくらいの仕事をしているんじゃないのでしょうか。




ちょっと考えてみませんか?

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