こんばんは
ここ最近、流れてくるBGM♪が
“島唄”なんです。
この時期にこの曲が流れると
“戦争”“慰霊の日”とつながってしまいます。
沖縄では地上戦が繰り広げられ
多くの犠牲者がでました。
今でも防空壕に千羽鶴がかかげられたり
平和学習の一環で、学生さん達が
訪れています。
土地が記憶していたり
そこには当時のままの姿で
いまだに壕の前で敵が来ないように
見張っている兵隊さんの霊など
たくさん残っています。
私が幼い頃は、６月２３日になると
沖縄の学校は全て休みです。
そして、１２時にテレビから“黙祷”の言葉
と時報がなり、１分間は静かに平和の祈り
を捧げていました。
それが終わると、戦争のドラマや映画が
地上波で流れていたのを覚えています。
私は、“戦争”に対して知りたいという思いが
強く、その当時の資料を見たり読んだり
図書館にも通っていました。
大人になった今、私にできる事って
何だろう？と考えはじめ
子どもと一緒に戦争について話したり
実際に平和記念資料館に行ったり
共に学ぶことをしてきました。
それでも、正直分からない。
（実際に体験してないから当たり前ですよね。）
私は過去生で沖縄戦を体験しています。
その時の光景を見せられたり、死ぬところも
しっかりと見えています。
アメリカ兵から必死に逃げただけでなく
日本兵からも身を守る必要がありました。
食べ物もない、飲み水もない
食料を調達するにも命がけ。
“お国のために命を捧げます”
そんな教育を受けて育っていても
心の奥底では耐え難い想いで
いっぱいだったと思います。
１０代後半～２０代の子ども達は
特攻隊となり自らを爆弾として
敵陣に入っていくのです。
もっと、たくさん友達と笑いたっかだろうに。
恋愛や結婚、子どもの成長を感じたり
両親に親孝行をしたり、
勉強やスポーツ、将来の夢もあったと思います。
それにご飯もお腹いっぱい食べたり、
母の手料理も恋しかったと思います。
複雑な想いを押し殺しながら
飛び立つ彼ら、戦地へ向かう彼らは
今となっては誰かのご先祖様となっている
ことでしょう。
そして、残された女性・子どもは
戦争をくぐりぬけても
生活の基盤を立てなおしていくには
ものすごく不安で苦労がたくさん
あったと思います。
私は、今まで学んでいるつもりでいましたが
ここ最近、初めて向き合おうという姿勢
になりました。
私は、ドラマや映画を見ると
すぐに感情移入してしまいます。
そのため、戦争のドラマや映画を
真剣に見ることを避けてきました。
感情のコントロールができなくなるのが
怖いからです。
数日引きづってしまったり、
抜け出せなくなる事もあるからです。
でも今回、私は神事で争いがあった時や
その当時の方々の思い、土地の浄化も
含めて上にあげていくという事に
携わる事ができます。
きちんと、向き合ってしっかりと
真実を理解して祈りと共に
神事を遂行していきたい気持ちに
駆られています。
このようなBLOGを書くとは
思っていませんでしたが、
今回は書かずにはいられないという
感じがしています。
そして、戦争はいつの時代も
何度も繰り返されています。
沖縄戦のもっと昔には、
琉球時代にも争いは何度も起きています。
私は、仲間と一緒に時代をさかのぼり
しっかりと今回のミッションを
努めていきます。
そして、今回感じた事は
“命をつないでいく”という事は
いつの時代でも命がけだという事です。
時代によって争いで亡くなる人もいる
命の誕生の時に亡くなってしまう子もいる。
時代に翻弄されても尚、
命を守り抜いた人、
命を守ろうと必死に戦った人
命をつなげようと懸命に力をかした人
たくさんの思いがつながって
私達は産まれてきました。
先祖崇拝、これは沖縄ではどの家庭にも
伝わっています。
“今この瞬間、命があるのであれば”
身近にいる親、おじいちゃん、おばちゃん
ご先祖様へ感謝をしてみて下さい。
そして平和ってなんだろう？と
考えてみて下さい。
“命の重み”に気づくきっかけと
なりますように願っています。
真（まこと）の心で祈ると
見えない世界にも必ず届きます。
1人1人の祈りの力が
大きな力となり時代が変わっていきます。
６月２３日の慰霊の日。
あなたの祈りのエネルギ―と
共に私もしっかりと努めていきます。
ウートート。。