平成24年5月1日
沖縄を放射能から守る大連合 様
南風原町長 城 間 俊 安
(公印省略)
瓦礫広域処理に関する公開質問への回答
貴会からの「瓦礫広域処理に関する公開質問」に関しお答えいたします。
被災地の復興は私たち国民すべての願いであり、国と地方が支え合って取り組んで行かなければならない大きな課題です。そのなかで災害廃棄物の広域処理に関しましては、汚染されていない廃棄物で確実に安全性が確認された廃棄物であれば協力したいという思いではあります。しかしながら、広域処理を進めるにあたっては、科学的知見に基づく安全指針を国の責任においてしっかりと示し、市町村が安心して取り組める環境を整えることが必要だと考えています。そのことから沖縄県からの受入可能性調査に対しては、現時点では受入の判断ができない状況にあるものとして回答しているところであります。
本町においては安全性が確認できない状況において、受入に関しての取り組みは行っていないことから、貴会からの質問の各項目への回答にお答えできる状況にありませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げますとともに、回答が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
なお、沖縄県からのがれきの安全性等についての説明は受けていないことを申し添えます。