沖縄県で福島米大量入荷して店頭精米、JAおきなわ食菜館菜々色畑(豊見城市)。下水処理施設で線量計の数字が跳ね上がったとの報告も。

http://portirland.blogspot.jp/2012/04/ja.html



先日、食菜館菜々色畑に行く機会がありました。


店内では、お米の精米コーナーが大きく設けられています。現地から入荷された大きな袋の玄米が大量に積まれ、玄米を常に精米しているようでした。


精米されたお米の袋に書かれた産地を見てみると、福島産は見当たらず、岩手産、栃木産、千葉産などが売られていたと記憶しています。ただ、精米している付近は、かなり空気が澱んでいる感じだったので、ここにいるのは、ヤバイかなとは思いました。


JA全農福島は4月から福島米を本格販売しています。産地がきちんと表示されていればいいですが、国産米、混合米しか表示されていないお米もたくさん売られていますから、福島米が出回っている可能性があるので、注意が必要です。


ふくしま米 4月から本格販売 卸らに理解求める 全農福島  (02月17日)

 JA全農福島は16日、1キロ当たり100ベクレル超の放射性セシウムが検出された地域の米を3月末までに国の買い上げにより隔離した上で、4月以降全 県的に販売を本格化させる考えを明らかにした。県やJAグループなどで作る「ふくしま米需要拡大推進協議会」が米卸などを対象に東京都港区で開いた「産地 状況説明会」で説明した。

 これまで国は2011年産米の特別隔離対策として、(1)1キロ当たり500ベクレル超を検出した地域の米(2)100ベクレル超500ベクレル以下の数値を検出した生産者の米など――を買い上げると説明していた。県や全農福島は、100ベクレル超500ベクレル以下の地域(旧市町村単位)の米全体を特別隔離対策の対象になるよう要望。全農福島の岩沢清隆米穀部長は「隔離される方向で調整が進んでいる。本格的に米を売り出していきたい」と説明した。

 全農福島が集荷した11年産米は、2月10日現在約8万1000トン。このうち、3月末までに約1万トンが買い上げられる見通し。「隔離が完了し4月か ら、福島県産米に対する『風評被害』の払拭(ふっしょく)や安全性への信頼回復に向け、卸の協力を得ながら販促していきたい」と話す。

 この日の説明会は、昨年11月に実施する予定だったが、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で延期となっていた。全農福島の宝槻直志県本部長はあい さつで「根気よく地道にこつこつと、福島県産米の安全性や良さを発信していきたい」と話し、出席した米卸などに販売面での協力を呼び掛けた。今年産から売 り出している新品種「天のつぶ」などを使った料理の実演や試食会もあった。


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