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皆さん

こんにちは!

 

今朝の続きです

 

2,ストレスのメカニズム 

① ストレッサーとストレス反応 メンタルヘルス不調に関係が深い心理社会的ストレッサーには、職場や家庭、学校 における立場や責任、あるいは能力以上または能力以下の仕事など役割にともなうス トレッサー、親子関係、上司と部下、同僚間、友人との関係、親しいひとの死など人間 関係にともなうストレッサー、さまざまな欲求が満たされないことにともなうストレッサーな どがあります。職業性ストレッサーに関しては次の産業ストレスの項を参照して下さい。 

 

(ストレス時の心身の反応) 

【感情面】

初期(警告反応)→不安、緊張、イライラ、憔悴感

疲憊期 → 抑うつ感、無力感、自責感 

 

【思考面】 

初期(警告反応)→解決思考 集中力

疲憊期 → 判断力の低下 

 

【意欲・活動性】

初期(警告反応)→亢進状態または普通

疲憊期 →意欲・活動性の低下 

 

【心身の状態】 

初期(警告反応)→無症状あるいは不安傾向、一時的 な血圧上昇、自律神経症など

疲憊期 → 慢性睡眠障害、蓄積疲労、 不安障害、うつ病、適応障害 高血圧症、脳、心血管障害など

 

 ストレス反応は、ストレッサーの強さ、持続などのほか、後で述べる個人的要因や緩衝要因によって異なりますが、時期によっても異なります。初期の段階でストレス要因 が軽減されたり、適切なストレス対処が行われると、病気までには至らず回復も早くなり ます。しかし、うつ病の状態まで進むと、休養や治療が必要になり、回復に時間がかか ります。ストレス反応が長く続き、悪化して、うつ状態やうつ病になる場合、まず倦怠感、 疲れがとれないなどの身体症状が出て、次に不眠や不安・イライラ・憔悴感・不満・怒り などの精神症状、引き続いて、集中力や能率の低下、人に会いたくない、仕事にいき たくないなどの社会活動性の低下、最後にうつ症状、無力感、自責の感情、希死念慮 (自殺したいとい考え)などが出現します。 

 

*引用書籍(第 4 版 メンタルヘルスマネジメント公式テキスト ラインケアコース)