若干、はやった時季から

遅れているが

重松清の「流星ワゴン」は

人が誰しも考える

もしもあの時、ああしていたら・・を

突き詰めた本だ

佐藤正午の「ジャンプ」も

かなり印象的だったな・・

あの時、林檎をかいにいかなければ・・

みたいな奴

流星・・は

父と息子という難しい関係を

描いていて

自分が息子だったり

息子の父親だったりすると

かなり泣けると思う・・

又考えさせられた

石田衣良の「娼年」

タイトルもうまい事つけたな・・と

思うが

その名の通り

学生から

中高年までの女性に

体を売る青年の話だが

その少年の年上女性に対する

表現のやさしい事・・

「ばばぁ」なんて

心の中でも決して思わない

「彼女の全てを包み込んでくれる

柔らかい肌・・」と感じ

誰かみたいに「ハリがない・・」とは

思わない本当に優しいというか

ポジティブシンキングの青年が

描かれていて

ちっともいやらしくなく

読んだ

石田さんはそういう表現うまいなぁ・・

「眠れぬ真珠」も

そういう恋愛したいなぁ・・っていう

本だった・・

なんか長くなったので

別の本の事

又かきます・・