福山市を拠点に、

“赤ちゃんとの暮らしをチームで応援!“している

【大きな木の下で】のブログへようこそ。

 

こんにちは、栄養士の藤井鈴子です。

 

8月になり猛暑が続いていますね。

各局オリンピック放映がなされていますが、その裏では、コロナの爆発的感染で、医療従事者の方々や重症になっても受け入れてもらえない罹患者の方々の悲鳴が聞こえています。

色んな意味で、人の分断を感じて悲しくなります。

 

さて、冷房の中での暮らし、ひんやりおかずや冷たい飲み物に偏りがちですが、冷たい心地よさに浸り過ぎると、涼しくなるころに不調が起きやすいと言われます。

夏冷えのおなかの解消に、薬膳の薬味ダレの作り置きはいかがでしょう。風味もよく、消化を助け、冷えの解消になります。

また、疲労回復に飲む点滴と言われている麹甘酒も良いですよ。炊飯器ではなく、使わなくなった保温水筒で作る甘酒は手軽に作れます。

また、麦茶や緑茶も濃いめに作って、飲むとき常温の水を加えて飲むと冷たさが和らぎ胃に優しいですよ。

 

<薬味ダレ>

   

青じそ      20~30枚(15g)

新ショウガ    50g

ミョウガ     5~6本(100g)

カブ       200g

塩昆布      20g

 

材料をすべて5mm角に切り、塩昆布としょうゆ大1.5と混ぜ、15分置いて出来上がり。10日で食べきりましょう。

暖かいご飯にかけて、奴豆腐、冷しゃぶ、サラダ、納豆にかけたり混ぜたりしてどうぞ。

 

<麹甘酒>

    

乾燥米麹       80g

70℃のお湯     220g

保温水筒       350ml程度のもの

温度計

1、220gの70℃のお湯を用意する。

料理用の温度計が無い場合は、沸騰したお湯150mlに70mlの水道水を混ぜる(気温20℃)

2、保温水筒に米麹を入れ、お湯を注いで蓋をし、10秒間ボトルを振り、麹とお湯をよく混ぜ、蓋を開けずに6〜8時間放置。3時間後にもう一度、10秒振る。

3、6〜8時間後、麹が柔らかくなり甘くなっていれば出来上がり。
4,別容器に移し冷蔵庫で保存。10日で飲み切ります。

*生麹の場合はお湯の量を200mlに減らします。

*保温力の弱いボトルで作る場合は、3時間後に鍋で70℃まで温め再度3〜5時間保温します。

*おかゆやご飯がなくてもできるので、手軽に腸活・美活を楽しみましょう。

 

<水出し緑茶>

   

ビタミンCが多く、カフェインも抑えられ、甘味も増し免疫力もアップさせる水出し緑茶。時間はかかりますがやみつきのおいしさです。

*お茶の葉10gに水1ℓそそぎ、3時間放置し、冷蔵庫で冷やす。

お茶の葉は、もう一度70℃のお湯を注ぐと暖かいお茶が飲めます。