福山市を拠点に、
“赤ちゃんとの暮らしをチームで応援!“している
【大きな木の下で】のブログへようこそ。



こんにちは、保育士の須田知子ですニコニコ



これから週1で書いていき、他メンバーも参加しますので今後ともよろしくお願いします!




今日はことばについてですウインク



赤ちゃんとのコミュニケーションは妊娠中から始まっています。
妊娠7カ月頃になると聴覚が発達してきます。
妊娠8ヶ月頃には聞き分けもでき、
お母さんの声は特に、体の振動や骨を伝わって聞こえているので、お腹の赤ちゃんにも豊かに声をかけてあげるといいですねおねがい



《ことばの発達》





ことばは生活の中で育まれます!




生まれてきた子どもはすぐに言葉を話すことも理解することもできませんが、周りの大人の語りかけの環境があってはじめて、

ことばを聞いて理解する力と自分で話す力を獲得していきます。




☆発声の時期

生まれたばかりの赤ちゃんは、

泣き声や叫喚音(きゅうかんおん)を出し始めます。

生後2、3か月頃になると、喉の奥で「クークー」となるような音(クーイング)から「アーアー」「ウーウー」などの声を発するようになります。




☆喃語の時期

生後6か月ごろには「マンマンマン」「バブバブ」「ダッダッダッ」のような喃語(なんご)が盛んになります。

このような音声に対し、 大人が微笑んだり、うなずいたり、声かけをしたり、やりとりをすることで、コミュニケーションを知っていきます。





目の前にいる相手に自分から声を出して呼びかけたり、興味あるものを指さししたり、あるいは大人の手を引いて要求を達成しようとする(クレーン現象)など、コミュニケーション行動が変化していきます。



これは主に言葉が出る前の段階におこるもので、この時期は言葉を獲得する準備期といえます。




☆言葉が増える時期

1歳頃にはいくつかの単語を聞いて理解できるようになり、喃語から「ワンワン」「マンマ」

「ブーブー」などの1語文へと言葉が発達してきます。

まねもするようになるので手遊びもしたり、

簡単な赤ちゃん絵本にも興味を示します。ニコ




☆2語文から多語文の時期

2歳ごろ

「ママ、どこ?」「ワンワン、いった」もといった2語文を話し始めます。ここから3歳くらいまで、2語、3語と増えていき、言葉の表現がどんどん広がっていき、

200語以上の言葉がわかるようになります。

ごっこあそび、手遊び、歌、絵本の読み聞かせも楽しくなります音譜


《ことばの発達には個人差がある》

「1歳半すぎてもうちの子しゃべらないんだけど」「ことばが遅いみたいなんだけど大丈夫かなー?!」と不安になることもあると思います。

「ことばが出ている、出てない」 で子どもを見てしまいがちですが、おとなの言っていることが
わかっているかが大事です。
そして伝えたい思いがいっぱいになると
あふれるようにことばが出てくることがあります。

ことばが出てくる仕組みのイメージ

遅いからといって焦って、教えこもうとしたり
せず、以前書いたように、あやしあそび、やりとり遊び、ゆさぶりあそびなど、
あそびの中で声を出して笑い合うことを大切にしてみてください。ウインク
そして赤ちゃんの快、不快、まなざし、指さしなどに「~あったね」「~だね」とことばを添えてあげてくださいね。



どうしても心配な時は、検診などで相談してみてくださいね。