いわ子先生より

これはよく皆様から聞かれることです。


自分は信仰深いからといって旅行先で、神社や仏閣を見つけると、ところかまわず、すぐ参拝し、お願いごとをする人は気を付けて下さい。


何を気を付けるかと申しますと、神様に一度お願いごとをしましたら、必ずお礼詣りが必要なのです。お世話になった後は、お礼に伺ったり、お礼の品を送ったりするのは、人間の世界と同じです。


必ず神様は、参拝者の祈願の内容を成就させてやりたいと、あらゆる方法で努力をして下さいます。


それは涙ぐましい程です。


入学試験などで、普段の努力もしていないのに、また実力も伴わないのに"合格祈願"をしても、それは最初から"無理"というものです。


そんな時、神様はとても残念がっていらっしゃいます。人間の世界も道理に合わないことは駄目なように、神様の世界も同じです。


お話がそれましたが、一度、神社、仏閣に何かをお願いに行った時は、必ずお礼参りに伺うことです。遠方の旅行先の神社、仏閣で、"お願いごと"をすると、お礼詣りが難しい場合が多いと思います。


それでも、どうしても、その旅先で、お願いごとをしたくて、お願いごとをしてしまったときは、


一、その神社、仏閣の、案内書(所在地を知るため)を頂いて帰り、後日、感謝の手紙を添えて"のし袋"に心を包み、郵送させて頂くとよいです。


二、それも難しい時は、その参拝のすぐ後に、その場で(御神前)で、神様に聞こえるようにはっきりとご挨拶すべきです。


『只今のお願いごとでございますが、誠に勝手なのですが、こちらのお神社(おやしろ)は家より遠方のため、何時またお礼詣りに伺えるか分かりません。どうかあつかましくも、"お礼詣り"の気持ちで、"感謝の心"をここにお供えさせて頂きたいと思います』。


合掌("のし袋"を持参していなければ半紙などの白い紙に包んで下さってよいのです)。


はっきりと氏名を書き、お賽銭箱に入れても、社務所にお願いしても、どちらでも神様には通じて頂けます。


三、一番よいのは、お礼詣りに、伺えないと思ったときは、特別なお願いごとは一切せずに、普通の感謝の参拝をなさることです。お賽銭を入れ、


『今日参拝させて頂きましたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。合掌』


と、ご挨拶だけさせて頂くことです。それなら神様にご無礼はいきません。


"霊障"にならないのです。


合掌




畏れ多いとは思いますが

お一人でも多くのかたを

お救いしたいと思っております。


南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛


合掌


日本に大きな災いが起こりませんように

日本が平和でありますように

地球が平和でありますように

宇宙が平和でありますように

どうか、どうか、どうか、

よろしくお願い申し上げます。


合掌