いわ子先生より


"地縛霊"とは、その土地に地縛している霊魂のことです。


このお話は、東京の八王子市にある、山を造成して建てた団地の一つに住んでいた、小学校五年生の男の子の"登校拒否"のお話です。


もちろん登校拒否は、"霊障"です。お母さんのお話では、このお子さんは普段は学校が大好きなのだそうです。


登校拒否になる朝は、鞄を持って元気よく家を出ようとしたとたんに、玄関で急変するのだそうです。突然、身体が骨抜きになったように、ぐにゃっとなって、そのままヘタヘタと座り込んでしまう、という状態なのだそうです。一旦そうなると、顔つきも正常ではなく、精神病患者のようになってしまい、仕方なく学校には下痢とか風邪の偽りの電話を掛け、欠席するのだそうです。


お母さんが特に辛くなる時は、そのお子さんが変になったとたん『お母さん!これ僕じゃないよ!僕は学校に行きたいんだから!』と悲痛な声で言うのだそうです。何だか分からないけれど何かにこうされてしまっている・・・ということを訴えたいように聞こえるというのです。


二年前に、その山の上の団地に引越して来るまでは、そんなことは一度もなかったと言います。


この二年間というもの、何とか神様におすがりしたいと、三人の霊能者の方に家に来て頂き、三回お祓いをして頂いたそうです。効果は全然なかったというのです。


そのお母さんは、お子さんが登校拒否になった日を、カレンダーに大きく✖️印を付けて二年間も保存していたそうで、持ってきて見せてくれました。よく見ると、学芸会、運動会、遠足、授業参観日などの学校行事のある日と、仏滅の日と、九日、十九日、二十九日でした。


以前、弘法大師様に教えて戴いたのですが、仏滅や"九"の付く日(九日、十九日、二十九日)は、亡くなってから成仏できない霊(天国へ行くことのできない霊)が特に"苦しむ日"です。


それではその時のこのお子さんの霊障を、弘法大師様に"御神示"を賜りましたので、お勉強させて頂きましょう。


御神示


一、本人が霊媒体質


二、家の建っている土地の地縛霊の成仏供養の訴え。


三、この土地は昔、修行僧達のいた寺の跡地。


四、難行苦行をして、餓死した多くの僧達の訴え。


五、供物と読経を欲しがっている。


六、いわ子が成仏供養をしてやらねば、この霊障は解決できず。並の霊格の神仕えの祓い浄めでは無理。


合掌


もちろん、私は僧侶達の"成仏供養"と土地の祓い浄めをして上げました。その後は一日も学校を休むことがなくなったそうです。



それから半年位経った頃でしょうか。またその母親が救いを求めてやってきました。やはり前回と同じ次男のお子さんです。


今度は突然に全身に赤い湿疹が出て、かゆくてかゆくて学校に行けず、家の中で、『かゆいよ‼︎死にそうな程かゆいよ!』といって、泣きながら、身体を家具にぶつけて、かゆみと戦っているというのです。その日が二日目で、前日は病院に連れて行って塗り薬を頂き、塗ったけれども、いっこうに効き目はなかったというのです。


早速、弘法大師様の救いのお言葉"御神示"を賜ることにいたしました。すると"御神示"では、ご主人さま(その子の父親)に本当は兄弟がもう一人いて小さな時に亡くなっている、亡くなって直ぐは、供養をしていたが、今は母親でさえ自分のことを思い出してくれない。そして自分の兄弟も、自分の存在を未だに親に知らされていない。それが悲しくて嘆いている、というものでした。


後日お礼状が届きました。内容はこうでした。


会社から帰宅したご主人に、弘法大師様の"御神示"を伝えると、『ばかやろう、冗談もいいかげんにしろ。俺には兄貴一人しかいないぞ。』と、物凄い剣幕で叱られてしまい、夫婦喧嘩になってしまったのだそうです。


ところがご主人のあまりの怒り方にびっくりして、とっさに、ご主人の実家に電話をして一部始終をご主人の母親に話したところ、『そうですよ。私は生後八ヶ月で男の子を亡くしています・・・だけどその神様は本当によく当たるのね。』とあっさりと言い、怒って電話をもぎ取ったご主人にも、母親は同じことを話したそうです。ご主人も真実を知り、びっくりしたのでしょう、黙りこんでしまったということです。


そして翌日早速、皆でお墓参りに行き、一件落着。


その後は、八ヶ月で亡くなったその幼児の供養も、毎朝の先祖供養の中に加えてあげているということでした。もちろん、お子さんの全身の湿疹は嘘のように消えてしまったということです。



これも弘法大師様に賜ったお話ですが、この生後八ヶ月で亡くなった幼児の霊は、この小学校五年生のお子さんに、全身の湿疹で訴える前までは、ずーっと長い間、自分の母親に肩こりや腰痛で、供養を訴えていたそうです。


しかし母親に全然気付いてもらえなかったので、仕方なく、申し訳けないと思いつつも、五年生のお子さんの全身に湿疹を起こし、自分の存在と供養を訴えたのだそうです。


合掌





畏れ多いとは思いますが

お一人でも多くのかたを

お救いしたいと思っております。


南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛


合掌


日本に大きな災いが起こりませんように

日本が平和でありますように

地球が平和でありますように

宇宙が平和でありますように

どうか、どうか、どうか、

よろしくお願い申し上げます。


合掌