いわ子先生より

人の魂(霊魂)は、亡くなるとすぐ肉体から離れます。フワフワと、どこへでも行けます。


ただ、かなりの霊魂は四十九日間、その家や家族、親族、縁者の傍らを離れず、その人たちと一緒に、フワフワと付いて行動しています。生きている人間からは、その霊魂が視えなくても、霊魂からは、すべてが視えます。


そのため霊魂によっては、かなりの長い間、自分が死んでいることを悟れないでいるのです。


ですから生前、こうして、魂が不滅だということや、死後の世界のあることを学んでいれば、あの世(霊界)にいった時、慌てないでいられるのです。ですからこの本(神霊界の神秘)での勉強がとても大切です。



霊魂は自分の意思のまま、どこへでも生きたい所に行けます。あの世には時間と空間がありません。Aという所に行きたいと思うと同時に、あっという間にその場所に出現できます。


ですから霊魂は、家の仏壇で、生きている家族の供養を受け、誰かが自分のお墓参りをしてくれていると気付くと、そのとたんお墓にもすぐ行けるのです。


また自分の家族が家から車で自分のお墓参りに行ってくれる時も、実は自分も家族と一緒に車に乗り込んだりしているのです。お墓に着き、自分の供養をしてくれる時も、自分の石塔の前に立って、皆が自分への供養を、どのように、心をこめてしてくれるかを楽しみにしています。


霊魂は三ヶ所に自分のポジション(決まっている場所)があります。


仏壇とお墓、そして"十界"の中にも自分のポジションがあります。


それは生前肉体を持って生きていた時の"功徳"の積み具合によって決まるのです。


十界の一〜十ですが、十は美しい天女も舞い、金色に輝く鳳凰も飛ぶ最高に素晴らしい所です。


それとは反対に一は最低の場所(地獄)です。一から六までは暗い所です。七から十までは"天国"といい、心豊かに、幸せに暮らせる世界です。


ぜひこの本(神霊界の神秘)を手にしたお方は、七以上の"天国"に行かれますよう、何度も何度も読んで勉強して下さい。


人は死んで霊魂になると、四十九日は縁者のところにいますが、その後は三途の川の所に集まります。三途の川原には門があり、そこには神界からのお使いで、いかめしい姿の仁王様のような神様が何人もいて、霊魂たちを一人一人調べるのです。


生きていた時、人間として、どれだけ功徳を積んだか、神様に祈っていたか、また神罰がないかどうか、そうしたことを調べ、その霊魂の"十界"のポジションが決められるのです。


また、その人間を神様がこの世にまだ必要とする人は、神様のお力により、命を吹き返して頂き、この世に呼び戻されるのです。その人たちは、大抵の場合、若くして不慮の災難で亡くなった人であり、生前神様に喜ばれていた人たちです。あの世に行っても七以上に行ける人たちです。


その人たちが、美しい天国のお花畑を視せて頂き、生き返らせて頂いた時、手みやげのごとく、皆さんに天国のお話をすることができるのです。その人の十界の中のポジションがそのお花畑のあった所ということになります。


一〜六の世界に落ちた人たちは、明るい陽ざしもなく真暗な世界です。


生きていた時に、神様に感謝したことがなかった人たちの落ちていく世界です。七から上の世界は明るい陽ざしの中にお花がたくさん咲いていますが、七より八が素晴らしく、八より九がもっと素晴らしく、頂上の十の世界は、余りの美しさと幸せで、もったいない位で涙が出てしまうほどです。


ですから七の世界のお花畑のお花の種類と十の世界のお花畑では、お花の色の鮮やかさとかお花の種類も違い、周りの山々の景色も違うのです。そうしたあの世の十界の中の自分のポジションで、百年も、いえ、人によっては何百年間も、過ごさなければならないのです。


来世、また生まれ変わるまでの長い期間を、美しい夢のような天国で過すことができますように、どうぞ今世の一日一日を大切になさって下さい。


ほとんどの人たちが気付いていないようですが、私たちが毎日生かされているこの宇宙には、人間が生きていくために、大切な、数え切れない程たくさんの"宇宙法則(宇宙の掟)があるのです。


一番尊い、そして一番大切な"宇宙法則"は、神様がいらっしゃらなければ、人間は一日も生きてはいけない、という"宇宙法則"なのです。


人間だけでなく、水も木も、すべてこの世に存在しているものは、神様のご守護をなくしては、一秒たりとも生きてはいかれないのです。


この真実を知った方は、今すぐに自分が生かされている感謝を神様にいたしましょう。


朝の方がよいのです。せめて一日一回、家の神棚か、太陽に向かって神様に感謝の合掌をいたしましょう。


それを百日続けただけでも、あなたの人生はかなり良い方に向かいます。そして死後の世界も平安な世界に導かれることをお約束いたします。


合掌





畏れ多いとは思いますが

お一人でも多くのかたを

お救いしたいと思っております。


南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛


合掌


日本に大きな災いが起こりませんように

日本が平和でありますように

地球が平和でありますように

宇宙が平和でありますように

どうか、どうか、どうか、

よろしくお願い申し上げます。


合掌