テニスクラブの先輩の死、
思うようにならない私の回復、
ひどくなってくる傷の痛み、
不注意による傷へのダメージ、
等・・・
いろいろと重なってしまって、
先生と看護師さんに甘えてしまうように、
つい取り乱して、
がんセンターの定期検査の診察で、
大泣きしてしまいました
でも、先生が、
「一緒にテニス復帰をめざして、がんばろう。」
と言ってくれたことは、
とてもうれしかったです
私が、
手術前や入院中に言っていたことも、
いろいろと覚えていてくれて、
先生たちと一緒に闘病をがんばらなければ
と思いました
先生と看護師さんは、
びっくりしてしまったと思いますが、
思い切り泣かせてもらいました
おかげさまで、私はだいぶスッキリしました
今までの心の中でモヤモヤしていたものが、
涙に洗い流されたのかもしれません
「先生、ごめんなさい。」
「でも、ありがとう。」
泣いたことによって、
気持ちも整理できましたし、
先生と一緒にがんばろう!
という気持ちにもなりました
病院から帰る車の中でも、
まだ自然と涙が出てきましたが、
少しスッキリとした涙だったような
気がします
「女性は、涙を流して回復できる強さを持っている。」
と聞いたことがあります
今の私は、そんな感じなのかもしれません
今、思えば、とても恥ずかしいのですが・・・
人前で思い切り泣いて、
少し気持ちが整理できて、
回復の方向に向かうことが
できたのかもしれません