昨日、「ザ、ノンフィクション」という番組の
２０１９年６月２日放送の再放送で、
廣中邦充和尚の「おじさん、ありがとう」
という放送を観ました
いろいろな問題を抱える子供を
愛知県にある自分のお寺で預かり、
成長させていくという熱血和尚さんの
実話です
廣中和尚の行動や
全身全霊、体当たりの愛情で
子供たちへ接する姿などは、
とても普通の一人の人間では、
できないようなことばかりで、
感動しました
これまで、廣中和尚に人生を救われ、
お寺を巣立っていった子供たちは、
１，０００人以上もいるそうです
しかし、
大変な苦労もあったせいなのか・・・
２０１２年に、肺がんステージ４、
余命３カ月を宣告されていたそうです
それでも、廣中和尚は、
「逃げると追われるぞ」
「半歩踏み出せ」
という言葉によって、
闘病中でも、
子供たちに手を差し伸べながら、
講演活動もしてきました
私も・・・
数年前に廣中和尚の講演を聴きまして、
本も買って読みました
本当に、こんなすばらしい人がいるんだと
心を打たれました
昨日の放送で、２０１９年４月１６日に、
６９歳でお亡くなりになっていることを
知りました
お葬式のときに、寺を巣立って行った若者たちが
「おじさんがいなかったら、今の自分はなかった。」
と言って、悲しむ姿に涙しました
本当に「がん」という病気は、
こんなに多くの人の人生を
助けている人の命を
簡単に奪ってしまうなんて、
とても憎いです
もっと生きていてくれたなら、
もっと多くの若者の人生を
救うことができたのになぁ～と
とても残念です
「がん」になっても、
最期まで子供たちを支え続けた廣中和尚は、
本当にすばらしい人だと思いました
最期は、「がん」が脳に転移し、
３度の手術を克服し、
話すことも歩くこともできなくなりながら、
お寺の卒業生の結婚式で、
バージンロードを一緒に歩く姿には、
号泣しました
廣中和尚から、
「逃げると追われるぞ」
「半歩でもいいから踏み出せ」
と教えていただきましたので・・・
私も、病気から逃げずに、
半歩でも前に前進していきたいと
思いました
