眠れなかった翌日はだるさや昼間の眠気、集中力の欠如など、「元気」の低下を感じるものですが、不眠症はその状態が連続して続くので、時には社会生活に支障をきたす原因となります。
王気功に来られる患者さんで不眠症の方は少なくありません。
アトピーや喘息など、他の疾患の苦しさで昼夜逆転されている方、音や光過敏のため不眠症になられる方もおられます。
今日の患者さん:
40代 男性
不眠症(1年4ヶ月)
睡眠導入剤服用期間10か月
来院回数: 5回
治療期間: 2021.6.24~2021.7.27
治療方針:
① 外気治療
② 乱れた五臓六腑のエネルギーを整え、溜まった邪気(熱や湿気、冷え等)のため流れが滞っている経絡の通りを改善する。疲労し過敏状態が続いている脳神経を休ませる。健康な細胞の再生を促す。
③ 薬膳粥のアドバイス
患者さんは4回目の施術以降睡眠導入剤を使用しなくとても眠れるようになられたとご報告下さいました。
今回の施術で治療は卒業になると思います。
コロナ禍では社会人だけでなく学生さんの不眠症や体調不良も増えました。
様々なストレスによる自律神経の乱れや体調不良を自分で改善できる最もお勧めな方法は、気功、薬膳、足湯などです。
王気功では各種セミナーを通してこれら東洋医学の智慧を皆さんに共有していきたいと思います。
次回のセミナー日程が決まり次第随時お知らせして参ります。
担当:高島