咽の違和感や異物感 梅核気について | 王気功 オフィシャルブログ 「医者仁術」

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様々な病気で王気功に来られる患者さんとの日々と東洋医学豆知識や養生法、中医学、医療気功による治療を紹介していきます。

痛みや痺れとは違う、体の部位に感じる違和感は様々あります。

 

飲食物を飲み込む時に咽(咽や気管の上部あたり)に異物感(塊のような物が詰まったような感じ)があり、なかなか改善されないと咽頭がんを心配される方がいます。

 

検査しても異常なしで原因不明、あるいは咽頭神経症と診断される場合の多くが中医学では「梅核気」(梅の種が咽に詰まったような感じ)と呼ばれる症状です。

 

中医学では梅核気は「気鬱」体質の人がかかりやすい病気の一つで、ストレスにより下がるべき気が下がらず気滞になると起こりやすくなります。

 

上昇した気が咽喉を塞いでしまうために咽に異物感を感じると考えられているのです。

 

気鬱体質の人は雨天や曇りの天気に弱く、気持ちが落ち込みやすいので情緒不安定になりがちです。

 

王気功では消耗した患者さんの気を補い、停滞した気や血の流れを良くすることで症状を改善して行きます。

 

梅核気でお困りの方はお気軽に王気功にお問合せ下さい。

(担当:高島)