バーチカルツイン一年経過報告
一年前に衝動的に入手した玩具、年間走行距離で5,000km程度走れれば良いけれどと思っていました。11月の1日に群馬より帰宅した所で4,444kmとまずまず。この一年間の様々と、それから直近のツーリングを備忘メモとして記しておこうと思う。・・・・・・ 一年間の様々 ・・・・・・ 昨年10月まだ慣らしの最中であったが前傾姿勢が強く肩首が疲れた。もっと腰を立てて胸を張った姿勢がベストかなと、ハンドルを交換した。グリップの位置が2センチ高く後方に移動する形状のハンドルに交換して肩首の疲労は改善。グリップ位置を更に高く後方に調整すれば、より楽になると思うが、そうなると姿勢が立ちすぎる。高速走行時に風圧が増して不向きの感あり、正面からの風圧に対処するためにカウルやスクリーンをコンバージョンするつもりは無い、ゆえに現状が妥当なボジションだと思います。バランスを崩すと重量に殺られる。左と右それぞれに一回殺られた。殺られたとは、立ちゴケの事である・・・(笑)今年の春頃、つま先を立て跨ったまま少し後ろに下がろうとしたところ、バランスを失い右側に転倒、ある程度傾くと支えるのは困難で重力に任せて横転。この時は大きな損傷なく済んだが、此の出来事より足付性の改善を試みた。リアサスのブラケット支点の位置を後方にスライドさせる事により車高が2センチ程低くなる細工を施した。足付は格段に良くなったが、センタースタンドを用いる時に辛くなった、それは車高が低くなった分、持ち上げるクリアランスが高くなったから。そこでセンタースタンドを短くカットも検討中である。足付も良くなり今後は立ちゴケとは無縁と安心していた矢先、今度は左側にバッタン・・・、原因はサイドスタンドを降ろし忘れてバイクを手放してしまったから・・・、当然の結果である。クラッチレバーを曲げ、エンジンのジェネレーターハウジングにも傷、部品を手配して翌週から交換に着手したが、新しいジェネレーターハウジングカバーの取り付けには手間取った。位置決めのピンが二ヶ所あり、此の位置がズレているからハウジングが納まらないと勘違いしたのだが、ハウジングが納まらない原因は、スターターモーターギヤとリングギヤの間に、変速ギヤーが一枚あり、ジェネレーターハウジングを取り外した際に変速ギヤーのシャフトも一緒に外れた、この時に変速ギヤーの位置が動いた事が原因で、本来の位置に納まっていないシャフトの干渉が原因であった。此れに気付くのと、気が付いてから正しい位置へのシャフト挿入には結構苦労した。此れについて記すと長くなるので割愛・・・。交換作業を終えて20キロ程近所を走り、シール不完全によるオイル漏れや取り外した部位に緩みが生じていないかの検証をして週末の遠乗りに備えた。・・・・・・ 先のツーリング ・・・・・・バイクのフィールドは基本的には群馬方面と決めていて、今回が四回目となる。10月31日 正午過ぎ自宅を発って夕暮れ前に群馬県桐生駅前のビジネスホテルにイン。前回(10月11日)も此処に宿泊したが、左側への立ちこけはまさにこのホテルの前であった。バイクには関係ないが、予てより “ひもかわ” (うどん)なるものを食べてみたかった、此れを食して寝る。翌朝は国道122で日光を目指した。前回は足尾付近から雨に見舞われリターン、この折のリターンマッチである。前回より空は青く良い天気でも気温が低く寒い、出発前にホカロンを一枚胸に貼った、大間々駅で二枚を追貼りして都合3枚、それでもまだ寒い。バイクツーリングにあると便利な道具にポータブルナビがある、昨今のスマホにもGPSが整っているが、スマホとは別にナビを装着したほうが便利だと思い、パナソニック製の一番安いものを装着した。都内や平地では快適に使えるが、山間部の山陰ではGPSの捕捉が途切れ途切れとなり、やがては完全に途切れ再補足もおぼつかない状況、そんな時に分岐が現れ不便であった。安物のナビだからか? それとも壊れているのか?足尾あたりから見事な紅葉が現れ、彩は中禅寺湖・戦場ヶ原・湯の湖へと続くが、一番綺麗だったのは足尾から中禅寺湖までで、そこから上は色もあせ落葉も始まっていた。落ちた葉は風に舞いながら道の両脇に積もる、その脇を走り去ると再び舞い上がり後続のバイクに降り注ぐ。↑ 中禅寺湖↑ 湯の湖今年3月に此処まで来たが、まだ金精峠は冬季閉鎖中で引き返した。10月11日も足尾から雨で引き換えしたので、三度目の正直の金精峠(トンネル)ですね。金精トンネルの出入り口付近には数日前に降雪があって、日陰にはまだ雪が残っていた、通りで寒いわけです。ヒルクライムは1500~2000回転で5速ホールド、これで十分に登ってゆく、ただし渋滞や混雑で減速を強いられてエンジン回転が1500以下になると、その時の勾配の程度にもよるがスロットルを開いても失速気味となり、エンジンストール寸前の兆候が現れるので、上り坂では1500回転を目安にシフトダウンしていた。減速が必要なきついカーブを除いてトップギヤで駆け上がれる(登れる)、此れが低回転トルク型エンジン(バーチカルツイン)の特徴と捉え、高速道路では水冷の高回転出力型エンジンには敵わないが、振動と排気音と共にレシプロエンジンの魅力を楽しんでいるつもり・・・。金精トンネルを抜けると益々冷気が強まり、休憩所ですいとんで温まってヤマメの塩焼もいただいた。その先も冷えは増すばかり、次は道の駅尾瀬かたしなで、うどんを食して温まった。温まると元気が出てくる、道の駅尾瀬かたしなから沼田に下って関越での帰路と、再び赤城山を越えて関東平野へ抜けようか検討。高速よりゆっくりと走れる一般道を所望して赤城山越えにベクトルを向けた。↑ 赤城の大沼山道を登ったり下ったりは楽しいので大凡の距離と標高をチェックしたみた・・・、それでついでに備忘メモとして記録桐生 標高110メートル43キロ足尾 標高630メートル15キロいろは坂入口 標高744メートル12キロ中禅寺湖 標高1270メートル12キロ湯の湖 標高1480メートル5キロ金精トンネル 標高1850メートル25キロ道の駅尾瀬かたしな 標高800メートル13キロ大原南(赤城山入口) 標高700メートル25キロ赤城大沼 標高1360メートル80キロ東北自動車道 館林 標高18メートルバイクでお遊びは、とっても楽しいですね・・・でも次回は多分釣りね!