珠洲に行きました① | 馬ときどき旅

馬ときどき旅

旅の目的の殆どは一口馬主で出資する馬達の現地応援。
でもそれだけでは勿体無いので寄り道しながら楽しんでます。

久々の更新ですが皆様おかわりありませんか?ようやく出口が見えかけたと思いましたが通常の生活に戻るにはまだ暫くかかりそうですね。


新たな変異株が話題になる少し前の11.月下旬、石川県の珠洲市に久々の遠出。

目的はとあるモニターツアーに参加する為。

観光庁の助成事業として能登すずなりと奥能登umaプロジェクトがタッグを組みました。


案内人はこの方、わかった方は競馬好き。


こちらの方がしっくり来るかな?
正解は角居勝彦元調教師、現在は珠洲市の隣町の輪島にお住まいです。
隣に居るのは元競走馬ドリームシグナル16才。中央抹消後は乗馬クラブや金沢競馬場の誘導馬として過ごしていましたが、今回先生の取り組まれているプロジェクトの一環「引退競走馬に終いの棲家を」の最初の1頭として引き取られてきました。

実は私が一口馬主として初めて出資したのがこの馬で初めての口取りがシンザン記念でした。
ツアー中に角居先生から聞いた話では、こちらに連れてくる候補が2頭居たのですが、もう1頭は若かったのでセラピーホースとしての需要がありました。もしそうでなければドリームシグナルは今頃はこの世に存在していませんでした。
殺処分寸前で命を救われ、今はのんびり余生を過ごせている事に改めて感謝です。

タイニーズファームの敷地内にクラファンで建設された厩舎、電気や水道のライフラインはこれからです。

コロナ禍前に会いに行った金沢競馬場の誘導馬時代より毛艶も良いし若々しくなったな・・・

今は鉄も履かせていません。馬着も清掃活動の時以外は無し。「どこまで野生化させられるかチャレンジ」真っ只中らしい(笑)

私の雄花栗毛フェチは間違いなくこの馬から始まったな・・・

ツアー初日はファーム内で他の参加者の方々と交代でブラッシングしたりニンジンやリンゴを与えたりして久々の再会を満喫しました。

そして翌日は私の長年の夢が叶う出来事がありました。

つづく